2000年代の開始とともに、日本に沸き起こった韓流ブーム。ドラマで火が付いた人気はやがてK-POP人気へとつながり、今では10代たちも熱狂する“第3次韓流ブーム”が起きているが、気になるのはかつて人気だった“あの人”たちのその後だ。
彼ら彼女らは今、どうしているのだろうか。シリーズでお届けする意欲企画。
今回は今でも絶大な人気を誇るガールズグループ少女時代のメンバーで脱退第1号となったジェシカのその後と現在を紹介する。
韓国はもちろん、日本でも絶大な人気を博して第2次韓流ブームの立役者となったガールズグループの少女時代。
その少女時代のメインボーカルを務めていたのがジェシカだ。
【写真】元少女時代ジェシカ、最新グラビアで“圧倒的な美”を見せつけた!
アメリカ・サンフランシスコで生まれ育ち、家族で来韓した2000年に妹(クリスタル)とともにSMエンターテインメントの関係者にスカウトされ、それから7年半のトレーニング期間を経て少女時代のメンバーとしてデビューしたジェシカ。
2009年に大ヒットした『Gee』を始め、『Genie』『Oh!』など、少女時代のメインボーカルとして圧倒的な存在感を放ち、ファンから絶大な支持を得ていた。
グループ活動の他にもドラマやバラエティ番組、ドラマの挿入歌など、幅広いジャンルでソロ活動を展開した。
2009年と2012年にはミュージカル『キューティ・ブロンド』の主人公も務め、2012年にはアメリカの映画サイト『TC Candler』が毎年発表する「最も美しい顔100人」で5位にランクインしたほどだ。
また、ファンションへの関心が高く、2014年にはグループ活動と並行して自身のファッションブランド『BLANC&ECLARE』を立ち上げてデザイナー活動も開始した。
ただ、このことが原因でSMエンターテインメントやメンバーとの間に対立が生じ、グループを脱退することになる。2015年8月には事務所との話し合いの末に契約を早期解約し、ファッション事業に専念するようになった。
ところが、2015年12月にCoridelエンターテインメントと専属契約を結び、中国を中心にソロ活動を開始した。
2016年5月には自ら作詞・作曲・カバーデザインに参加した初のソロアルバム『With Love, J』をリリースして韓国でも音楽活動を再開させている。
ただ、2019年8月には中国の芸能事務所との訴訟で敗訴する痛みも経験している。
現在は韓国とアメリカ、さらには香港などを行き来しながら活動しているジェシカ。少女時代の頃のようなインパクトを再び放ってくれることを、ファンは期待していることだろう。
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