『奇皇后』などに主演し、日本でも知られている俳優チュ・ジンモが携帯電話をハッキングされたなかで、2次被害と後遺症が続いている。
チュ・ジンモは最近、携帯電話がハッキングされた被害を知らせた。警察もそれに応じて、ハッキングをしたハッカーらを追跡するための捜査を行っている。
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もちろんチュ・ジンモは、明らかにハッキングの被害者だ。しかしそれ以上に、ハッキングされて公開されたチュ・ジンモのカカオトークの履歴が大きな問題になっている。
過去にチュ・ジンモが知人と交わしたメッセージには、女性の写真や品定めするような内容が含まれており、衝撃をもたらした。また、そのやり取りを行った相手がトップスターだったともいわれている。
現在、チュ・ジンモの妻で、家庭医学科専門医のミン・ヘヨンさんにも注目が集まっており、2次被害が懸念されている。
ハッキングで公開されたメッセージは、チュ・ジンモが結婚する前のものだが、その後に結婚(2019年1月)した妻ミン・ヘヨンさんにまで火の粉が降りかかっている状況だ。ミン・ヘヨンさんはSNSアカウントを閉鎖するなど、複雑な心境を間接的に示した。
さらには、普段からチュ・ジンモと仲が良いと知られている俳優コン・ヒョンジンまで議論の対象になった。
1月14日放送されたYouTubeチャンネルの「カロセロ研究所」で近況を伝えたコン・ヒョンジンは、「最近私と親しい後輩に良くないことがあって、個人的に心が痛いが、間違って伝えられているようだ。解明をすれば、かつて野球チームやゴルフチームで活動していたことは事実」と話した。
そして「しかし個人的な事情により、2012年度に野球チームを辞めており、現在は野球団もない。時々交流はしているが、私も忙しく、その友人も忙しいので昔のように活発に交流している状況はない」と述べた。
そんなコ・ヒョンジンの発言は、今回の“チュ・ジンモ事件”に線引きをするための発言ではないかという疑惑を呼び、ネット上では議論が続いた。
するとコン・ヒョンジンは、あるメディアとのインタビューを通じて、「一線を引いたわけではない」と解明をするはめになった。
チュ・ジンモも1月16日、法務代理人側を通じて「今回のことで息もできない日々を過ごしている。私のテキストメッセージに記載された女性の方に、どう謝罪すればいいのか、謝罪することができるのかどうかわからないほどだ」と、現在の心境を明らかにした。
また「頭を下げて許しを求める」とし、「決して異性の身体の写真を盗撮したり、流布したりする不道徳なことをなかった」と伝えた。
“盗撮”の疑惑は否定したものの、イメージダウンは避けられそうにない。チュ・ジンモの今回の事態がどこまで広がっていくか、注目が高まっている。
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