女優ソン・ソンミの夫の殺人を教唆した疑いで裁判にかけられ、無期懲役が確定したA被告に対し、裁判所がソン・ソンミに軍配を上げた。
ソウル高裁民事38部は1月14日、ソン・ソンミと彼女の娘がA氏に対して起こした損害賠償控訴審で、A氏の控訴を棄却した。
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一審では、A氏がソン・ソンミと彼女の娘にそれぞれ7億8000万ウォン(約7800万円)と5億3600万ウォン(約5360万円)の合計13億1000万ウォン(約1億3100万円)余りを与えなければならないと判決が出ていた。
しかし、A氏はこれを不服として控訴したが、控訴審はこれを棄却した。
二審裁判部は「刑事裁判内容と経過に照らしてみると、二審で提出された資料と主張を加えてみても一審の判断は間違っていたと見ることはできない」と判決理由を説明した。
A氏は、在日韓国人1世の祖父財産をめぐっていとこであるソン・ソンミの夫であるコ氏と対立。2017年8月、他人を使ってコ氏を殺害した疑いで起訴された。A氏は殺人教唆の見返りとして実行犯に20億ウォン(約2億円)を提案したという。
【ソン・ソンミのプロフィール】
1974年9月13日生まれ。1997年にドラマ『モデル』で女優デビュー。以降、ドラマや映画など出演作多数。明石家さんま主演で韓国でもリメイクされた韓国映画『盗られてたまるか』、TOKIOの長瀬智也主演で日本でもドラマでリメイクされた韓国映画『マイ・ボスマイ・ヒーロー』などにも出演した。
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