俳優ハ・ジョンウ、“自身初挑戦”のミステリーで新境地開拓か。2020年の活躍にも注目

2020年01月07日 映画 #韓国映画 #写真
このエントリーをはてなブックマークに追加

出演作が連続メガヒット中の俳優ハ・ジョンウが、韓国映画『クローゼット』(原題、キム・グァンビン監督)で初のミステリージャンルに挑戦する。

【インタビュー】多才なハ・ジョンウが「ラブコメが恋しい」と語る理由

本作は、引っ越してきた新居から跡形もなく消えた娘を探す父と、「事件の秘密を知っている」と彼のもとを訪ねる謎の男が繰り広げる物語。

犯罪やアクション、ヒューマンドラマ、ロマンスとジャンルを問わない演技力で韓国屈指の名優となったハ・ジョンウの新境地として、早くも話題を集めている。

作品の第一印象について「シナリオが完成する前から、ストーリーの設定がとても斬新だと思った。一度も挑戦したことのないジャンルだったので、出演を決めた」と明らかにしたハ・ジョンウ。劇中で消えた娘を探す父・サンウォンを熱演し、観客たちに新たな魅力を届ける予定だ。

(写真提供=CJエンターテインメント)

サンウォンは、能力のある建築家であるが家庭を疎かにする人物。彼の妻は突然、事故によってサンウォンと娘のイナを残してこの世を去ってしまう。疎遠になった娘と親しくなるために、新居に引っ越したサンウォン。しかし、イナは異常な症状を見せて突然姿を消してしまった。

このような物語の中でハ・ジョンウは、子を失った父親の焦燥感はもちろん、謎に包まれた仕事と向き合うことになったサンウォンの混乱や恐怖といった複雑な感情を演じた。

ハ・ジョンウは「サンウォンの視点は、観客の視点でもある。それだけに、どうすればミステリアスなものたちに対する恐怖感を上手く伝えられるのか悩んだ」とし、実体のない不可解な存在に向き合った緊張感と恐怖に対する研究を惜しまなかったと明かした。シナリオの段階から積極的にアイディアを提案し、豊かなリアクション演技で生々しい感情とリアリティあふれるムードを表現したという。

キム・グァンビンカン監督は、「今までハ・ジョンウが見せてきたものとは、また異なる演技だ」と伝え、『クローゼット』で見せる“ハ・ジョンウの新境地”に対する期待感を高めた。

『クローゼット』は、来る2月に韓国で公開予定。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

PHOTO写真

TOPIC「Netflix韓流トリオ」特集