2020年の干支は「子(ね)」。
新聞、雑誌、テレビでは今年の年男・年女が多数紹介されている。思わず「そうだったのか」と、さまざまな芸能人たちの名が並ぶが、韓国でも年男・年女を迎える芸能人を紹介する企画は定番だ。
韓国でねずみ年生まれの芸能人の代表格といえば、1972年生まれのチャン・ドンゴンか。“ヨン様”ことぺ・ヨンジュン、ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』で有名な女優イ・ヨンエも、1972年生まれの年男・年女となる。
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つまり、ヨン様やイ・ヨンエは木村拓哉、中居正広、常盤貴子に松雪泰子、さらにはマツコ・デラックスなどと、同級生ということになる。
1972年生まれにはそのほか、TWICEを生んだJYPエンターテインメントの創始者で自らもミュージシャンであるパク・ジニョン、“韓国の小室哲哉”的存在ともいえるソ・デジなどもいる。
2019年に日本で人気となった韓国ドラマ『オクニョ 運命の女(ひと)』で、憎たらしいのにどこか妖艶な存在感を放った悪役チョン・ナンジョンを演じた女優パク・チュミも、1972年生まれの年女である。
そこからさらに12歳年下の1984年生まれには、人気女優が多い。
ドラマ『コーヒープリンス1号店』のユン・ウネ、『花より男子~Boy Over Flowes』のク・ヘソン、『僕の彼女は九尾狐』のシン・ミナなど、日本でもヒットした韓流ラブコメのヒロインたちが年女だ。
日本でもこの年はベッキー、香里奈、栗山千明などラブコメ作品でも定評がある女優が多いが、それは偶然だろうか。
そこからさらに12年下の1996年生まれのねずみ年は、K-POPアイドルたちが集まっている。
代表的なのは紅白歌合戦に3年連続で出場したTWICEだろう。ジヒョ、ジョンヨン、そして日本人メンバーのモモとサナが年女だ。
さらにガールズグループではRedVelvetのジョイ、AOAのチャンミ、宇宙少女のスビン、Gugudanのセジョン、ボーイズグループではSEVENTEENのジュン・ホシ・ウォヌ・ウジの4人、GOT7のヨンジェなどが年男である。
『PRODUCE』シリーズから生まれたWannaOneの元メンバーで、ソロ・デビューしたカン・ダニエルも、1996年生まれのねずみ年だ。
韓国ではただのねずみ年ではなく、今年は「庚子年のチュイティ(鼠年)」といわれており、同じねずみでも「白いねずみ」がリードする年だという。なんでも白いねずみは「知恵と聡明さと象徴」で、力強く頼もしいリーダーの気質もあるらしい。
ここに紹介した芸能人の中で“白いねずみ”らしいのは……。答えはきっと、人それぞれだ。
(文=慎 武宏)
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