YGエンターテインメント(以下、YG)の看板アーティストBIGBANGが4人組として再始動する。
先日、アメリカ・カリフォルニア州で4月に開催される『Coachella Valley Music & Arts Festival』に出演することが発表された。
BIGBANGや大物俳優のこれから。2019年に兵役を終えたスターを一挙公開
V.Iがグループを脱退し、メンバーたちが除隊してから初の公の場になるため、メディアの関心が集まっている。
YGの所属アーティストBLACKPINKも、2020年上半期にカムバックすることを知らせている。
昨年12月に勃発したファンによる抗議デモに対し、YGは「2020年初旬にニューアルバムのリリースを目標に準備している」と明かし、2日後にはメンバーのロゼが歌ったキャロルのカバー曲が公開され、ファンを宥めている。
また、昨年に麻薬使用疑惑を受けたB.Iが脱退し、6人組になったiKONも、12月31日に日本・神戸で開催された『iKON YEAR END LIVE 2019』最終公演で近日中に新曲をリリースすることを発表している。
ただ、リーダー・B.Iの脱退によってiKONの今後の音楽活動には多少の困難が予想される。B.IはiKONのヒット曲をはじめ、最近はアルバムの全収録曲の作詞・作曲を担当し、他のアーティストの曲も手がけていたため、“第2のG-DRAGON”と呼ばれながら音楽的に重要な役割を果たしていたのだ。
また、BIGBANGの再始動に対する世間の反応も厳しい。
全メンバーが兵役の義務を終え、風俗店の不法営業疑惑を受けたD-LITEも最近「証拠なし」の結論を下されたが、すでにグループのイメージは大きく失墜した。T.O.Pの場合は大麻吸引疑惑で平穏ではない兵役期間を過ごした上に、SNSでは芸能界復帰について「するつもりがない」と明かしたこともある。
そんな中、4人組としての再始動とは別に再契約に関しては、YGは公式的な立場を表明していない。BIGBANGはこれまで2度の再契約を結んできたが、再びYGと契約を結ぶ可能性が高まった。ただ、グループではなくソロ活動においては、従来の契約とは違う内容になるとの予測も出ている。
2019年はYGにとって創業以来最悪な1年となった。そんな中、BIGBANGを筆頭にBLACKPINK、iKONらを推し立てて再びK-POP業界3大事務所の名声を取り戻すきっかけを探っている。
しかし、世間はYGに対する偏見を持ったままで、彼らのカムバック過程も謎に包まれている。それに元2NE1のCLやイ・ハイなど、主力アーティストが退社した状況。様々な悪条件の中、過去の栄光を取り戻せるか。YGの動向に注目が集まる。
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