K-POPガールズグループRed Velvetのウェンディが、『2019 SBS歌謡大祭典』のリハーサル中に転落し、顔の負傷と手首および骨盤が骨折する大けがを負った。
これによりRed Velvetの活動にも急ブレーキがかかっている。
事故の3日前にリリースされたRepackageアルバム『The ReVe Festival’ Finale』が、世界42地域のiTunesトップアルバムチャートの1位になるなど、国内外で反響を呼んでいたため、ウェンディの事故を悔しがる声も相次いでいる。
Red Velvetメンバーが大怪我も番組側は…非難殺到する事故後の“塩対応”とは
12月27日放送予定の『KBS歌謡大祝祭』と、12月31日の『MBC 歌謡大祭典』では、ウェンディを除く4人が個々に出演するコラボステージやMCのみで参加し、Red Velvetの“完全体”ステージは見送ることになった。
SBSは、今回の事故に対する謝罪文を発表したが、ファンや視聴者に謝っただけで被害者のウェンディやRed Velvet、SMエンターテインメントについては言及していない。
今回の事故でRed Velvetの活動に支障が生じたのはもちろん、ウェンディはアイドルとして致命的な顔の負傷まで負ったのだが、SBSは被害補償などの積極的な対策を出していない状況だ。
音楽関係者は言う。
「K-POPの人気は広がるばかりで、地上波メディアの影響力は弱まっているが、K-POPグループに対する地上波の態度はまだ昔のままのようだ。『アイドル陸上大会』など、番組に出演したアイドルがケガをすれば、痛手を受けるのは当事者なのだが、今回の事故もウェンディとRed Velvetが全ての被害を被る格好となり大変残念に思う」
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