チョン・ヘイン、“反発する18歳”を演じてイメージを一新! 「実際僕の学生時代は…」【インタビュー前編】

2019年12月19日 話題 #写真
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「僕の人生で大きな分岐点といえば、高校3年生のとき。進路を変更したのだけど、そこで親と摩擦があった。父親とは大声で喧嘩して、部屋のドアをぴしゃりと閉め切ってしまうほどだった。それまでは、両親の言うことをよく聞く子供だった」とチョン・ヘイン。

“進路変更”については「道端でスカウトされた。人生に楽しさを感じられなかったときだったから、新鮮だった。とても内向なほうだけど、そういうことをするときには開放感があった」と語っている。

サンピルは18歳の青年という設定だったが、チョン・ヘインは現在31歳だ。彼はどのような18歳を過ごしたのだろうか。

「平凡で中途半端な学生だった。遊ぶことも、勉強も中途半端だった。友達付き合いは好きで、流行にも敏感だった。当時は赤いフレームの眼鏡をかけていたのだけど、流行っていてみんなが使っているからであって、自分に才能や個性があるわけではなかった。“何かに属している”ということを感じたくて、友達を真似していた」

(写真提供=FNCエンターテインメント)

そう言って笑顔を見せたチョン・ヘインは、劇中で友人テギルとして共演したパク・ジョンミンについても話した。

「映画『Bleak Night』を観て彼のファンになった。演技を始めたばかりの学生だった僕は、20代の若い俳優が『Bleak Night』で演技しているのを見て衝撃を受けた。自分のモチベーションにもなったし、今回お会いできて嬉しかった」

作品を共にした喜びをあらわにした一方で、「残念ながら、一緒に撮影できるシーンはあまりなかった」と口惜しさも伝えた。

「劇中では電話でのやりとりが多くて、一緒に撮るシーンが多くなかった。親しくなろうと思っても、お互いにとても忙しかった」と話したチョン・ヘインは、「次もまた友人役で共演したい。また違う映画や作品を通じて、たくさん演技を合わせられる友達になれたら嬉しい」と心境を明かした。

『始動』ではタイトル通りそれぞれのキャラクターが新たなスタートを切ったが、俳優チョン・ヘインが“始動”した瞬間はいつだったのだろうか。

「初めてテレビで自分の姿を見たとき。そして、映画の大きなスクリーンに僕の顔が出たとき。“ああ、いよいよ始まるんだな”と思った。とくに実感したのは、ドラマで言うとTV朝鮮の『百年の花嫁』。映画は端役だったけど、『チャンス商会~初恋を探して~』を観て思った」

(写真提供=FNCエンターテインメント)

今や人気韓流スターとなったチョン・ヘインは、今後の抱負を力強く語っている。

「年末ということもあるけれど、そうでなくても考えた。今年は本当に一生懸命に生きたと、そう感じている。過ぎ去ったことに対する後悔はない。そして、挑戦を続けなければと思う。失敗しても、また挑戦して成長する」(つづく)

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