しばらくして、台所に向かったジュンス。“ラグジュアリーハウス”からは想像できないほど、冷蔵庫の中身は寂しいものだった。広々とした家の中、一人でラーメンを作ったジュンスは「あ~、とても美味しい」とぎこちないリアクションを披露し、見る者の笑いを誘った。
映像を見ていた出演者らも、「とても寂しそう」と感想を伝えた。
その後も、思い切って購入したという専用のバーナーでイカを焼いたり、社長椅子に座ってゲームをしたりと、気ままなライフスタイルを披露したジュンス。「もともと家が好きだけど、どんどん家好きがエスカレートしていった。だけど今は少し人恋しくて、誰かと会話したいと思うようになった。最初は一人の生活が楽しかったけど、それも長く続けば寂しい」と語り、共演者らと暮らす“共有の家”に持ち込むアイテムを見繕った。
ほかの出演陣も自宅を公開し、共有の家での暮らしに備えた。
AOAのチャンミは自身の母親に相談し、「男性の方はクッション、ゲーム機、食べ物が好きだ」というアドバイスを貰った。チャンミの母親は美容室を運営する傍らで、青少年たちに宿泊の場を提供してきたという。「小学生の頃から、家にはいつもお兄さんやお姉さんがいた」と語ったチャンミは、共同生活に慣れている様子だった。
女優パク・ハナは、自然体の姿を披露した。「趣味が特にない。しいて言うなら、一日中寝ていること」と話したが、飼っている5匹のオウムを公開して目を引いた。
タレントのノ・ホンチョルは、“自己愛”に満ちた家を大公開。古民家を改造した彼の自宅は、ゲストハウスとしても活用される一風変わった家だった。「共有するのは、私の好きなこと、今ハマっていること」と語り、楽しそうな様子を見せた。
そうして、いよいよスターたちの共同生活がスタートした。
共有アイテムを持ち寄った出演陣は、互いの持ち物に感嘆した。特にノ・ホンチョルの持ち込んだスパン ロッキングチェア(駒のように前後左右円を描くように揺れる椅子)は周囲から大好評だった。
続いて、チャンミの主導によって生活規則が決定された。出演陣は「すべてを共有すること」「物が故障した際の修理費も、N分の1(割り勘)で支払うこと」と口を揃えた。全員で食卓を囲む最初の食事は、ジャージャー麺だった。
ジュンスの“超高級スーパーカー”も共有することとなった。
ジュンスは快く共有の意を伝え、出演陣はときめきと心配が入り混じる勘定で“共有カー”に乗り込んだ。ハンドルを握ったチャンミは緊張した様子だった。放送はチャンミがコーナーで停車し、ジュンスが驚く場面で終わりを迎えた。
初回放送から今後の展開への期待を膨らませた『共有の家』の続編は、12月12日午後10時に放送される。