2018年7~9月にドラマ『親愛なる判事様』に主演。優秀な判事である双子の兄の代わりに、法廷に立つことになった前科者の弟が判事として成長していく物語なのだが、ユン・シユンはその双子の兄弟を1人2役で演じた。
そして今年4~7月に韓国で放送された時代劇『緑豆の花』にも出演した。同作で演じたペク・イヒョンは悪役だったが、「ジャンル不問の表現力とそれを後押しする演技力で、作品ごとにハマり役を更新している」(『メイル経済』)などと、高い評価を受けている。
国王イ・ガンを演じたチュ・サンウクも、精力的に俳優業を続けている。
2018年12月~2019年2月に放送されたドラマ『運命と憤怒』で主演を務め、2020年1月にはドラマ『TOUCH』の放送を控えている。『不滅の恋人』以降、時代劇の出演がないのは残念だが、チュ・サンウクはプライベートも充実しているようだ。
女優で妻のチャ・イェリョンが最近、チュ・サンウクと娘が遊ぶ様子をインスタグラムに公開して、話題になったりした。小さな娘をメリーゴーランドに乗せている写真で、チュ・サンウクの優しく穏やか表情は、『不滅の恋人』で見せた苛烈な演技とは大きく異なり、興味深い。
いずれにしても『不滅の恋人』で主演を務めた3人は、現在も韓国ドラマ界でたしかな存在感を示している。
そんな3人の共演が見られるのも残りわずかとなってきただけに、今夜の放送を楽しみたい。
(文=慎 武宏)