BTS(防弾少年団)のJINが名古屋で語った受賞の感想が話題だ。
【関連】K-POPの新たな“闇”か。チャート1位のための「音源買占め疑惑」とは?
ナゴヤドームでは12月4日、韓国Mnet主催の音楽授賞式「2019 Mnet アジアン・ミュージック・アワード」(以下、MAMA)が行われた。BTSはこの日、今年のアルバム賞、ベスト・ミュージックビデオ賞、男性グループ賞、ベストダンスパフォーマンス男性グループ賞、ワールドワイド・アイコン・オブ・ザ・イヤー賞など計9冠の栄誉を手にした。
最多受賞を達成しただけに、多くのメンバーがマイクを握りしめながら感想を伝えた。中でも、ひときわ注目を集めたのはJINだった。
JINはまず、ARMY(アーミー、BTSのファンの愛称)の名を叫び、「ARMYの皆さんのおかげで、また賞を頂くこととなった。次のアルバムでも、良い音楽を披露する」とファンに感謝のメッセージを伝えた。
また、「たくさんのアーティストの方々が良い曲を作っている」と切り出し、昨今の音楽事情についても触れた。
「良い楽曲たちが認められて、多くの方々に聴いてもらえる世の中になればいい。否定的な方法も良いかもしれない。だけど、正直な方法で音楽を作るのも良いのではないかと思う。皆が素晴らしい音楽に触れる時代が来ればいい」
これは最近韓国の歌謡界で何かと話題になる「音源の買い占め」に触れたもので、世間で物議になっている問題をJINが誠実に表現したことで注目を集めている。
一方、「2019 MAMA」にはBTSをはじめTWICE、GOT7、SEVENTEEN、MONSTA Xといったアーティストらが出演した。MCは3年連続で俳優パク・ボゴムが務め、Mnet及びアジア各地のチャンネル及びプラットフォームで同時生中継が行われた。
前へ
次へ