『ミセン』でも同期だった! カン・ハヌル&イム・シワン、“若手俳優ツートップ”となるか

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去る10月に最終回を迎えたドラマ『他人は地獄だ』(OCN)で、これまで見たことのない冷酷な演技を見せたイム・シワン。田舎からソウルに上京した新社会人のユン・ジョンウに扮し、人間が他人による“地獄”の中で徐々に本来の姿を失ってゆく過程をリアルに描いた。

特に、物語のクライマックスでは破滅に向かう狂気の演技まで披露し、息を飲むような緊張感を表現した。ホラージャンル、そして残酷な描写も避けられない内容であることから高い視聴率は得られなかったが、『他人は地獄だ』は確実にイム・シワンの新境地を垣間見るドラマとなった。

2010年にボーイズグループZE:Aのメンバーとしてデビューし、活発なグループ活動の傍らで俳優としても着実に名を上げたイム・シワン。映画『弁護人』(2013年)、ドラマ『トライアングル』(2014年、MBC)『王は愛する』(2017年、MBC)といった映像作品を通じて確かな実力を披露し、「アイドル出身俳優に対する偏見を払拭した」と世間から注目された。

イム・シワン

そんなイム・シワンが復帰作『他人は地獄だ』でこれまでとまったく異なる姿を見せたことは、今後の活躍の幅が大きく広がったという点でもかなり意味があるだろう。

それぞれが適切な復帰作を選択し、同世代の俳優の中でも一歩リードしたカン・ハヌルとイム・シワン。2人は次回作も早くから決定し、ファンの期待を裏切らない活躍を予告している。

カン・ハヌルは演劇『幻想童話』(原題)を通じて多くの観客を魅了する予定だ。イム・シワンも映画『ボストン1947』を通じてスクリーンに復帰することが決まり、熱心に作品を準備している。

さらに言えば、2人は2014年に大ヒットしたドラマ『ミセン-未生-』(tvN)で頭角を現した俳優でもある。イム・シワンは社会経験ゼロの主人公チャン・グレを、カン・ハヌルはスペックゼロにも関わらず認められるグレに嫉妬心を抱くエリート同期、チャン・ベッキを熱演した。

(写真左から)カン・ハヌル、イム・シワン

常に肩を並べて華やかな活躍を繰り広げる2人について、ある関係者はこう話している。

「芸能関係者や直接現場を共にしたスタッフ、先輩・後輩を問わない俳優たちに至るまで、皆がカン・ハヌルとイム・シワンの人柄を評価している。2人に関しては、良い話しか聞かない。つねに周囲を気遣い、率先し
て仕事に取り組む姿勢を持っている。誠実な人柄と確かな演技力、スター性も備えているので、今後の活躍には期待しかない」

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