2000年代の開始とともに、日本に沸き起こった韓流ブーム。ドラマで火が付いた人気はやがてK-POP人気へとつながり、今では10代たちも熱狂する“第3次韓流ブーム”が起きている。
気になるのはかつて人気だった“あの人”たちのその後だ。
彼ら彼女らは今、どうしているのだろうか。
シリーズでお届けする意欲企画。今回は韓国人ソロアーティストとしては初の東京ドーム公演を行うほどの人気者だった、RAIN(ピ)のその後と現在を紹介しよう。
日本が世界に誇る“エンターテインメントの殿堂”ともいえる東京ドーム。日本や海外の大物アーティストたちはもちろん、東方神起、BIGBANG、KARA、少女時代など韓国のK-POPアーティストたちも多数、そのステージに立ってきた。
最近はBTS(防弾少年団)やTWICEなども東京ドーム公演を成功させているが、K-POPアーティストとして史上初めて東京ドーム公演を行ったのはRAINだった。
2002年4月に『悪い男』でデビューしたRAINは、2007年5月にK-POPアーティストとして初めて東京ドームで単独公演を行った。当時はまだ日本でもK-POPが本格的に流行する前だったため、RAINはまさに先駆者といえるだろう。
しかも、RAINは本名のチョン・ジフンの名前で、俳優としても活躍。2004年に主演したドラマ『フルハウス』は韓国で視聴率40%以上を記録するほどの人気者だった。
2008年には日本の昭和アニメ『マッハGoGoGo』をモデルとしたアメリカ映画『スピード・レーサー』に出演。ハリウッド・デビューも飾り、その後も『ニンジャ・アサシン』『コードネーム:プリンス』など、韓国やアメリカで積極的に活動した。
そんな中、2011年10月には兵役のために芸能兵士として入隊。2013年7月に除隊した。兵役中は「韓国ナンバーワン美人女優」とされるキム・テヒと熱愛関係であることが発覚するなど、芸能活動を中断している時期も話題に事欠かなった。
キム・テヒとはその後も順調に交際し、2017年1月にはついにめでたくゴールイン。同年には女児、2019年9月には男児を授かったRAINは、今や一男一女のパパになった。
現在も歌手活動と俳優活動を平行しており、韓国ではその人気が衰えることを知らないRAIN。
2019年10月には日本で約1年ぶりのファンミーティング&ミニライブも開催している。
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