常習賭博で活動を自粛していたガールズグループS.E.S.出身のシューが、日本でソロデビューする。
日本現地メディアやチケットサイトなどによると、シューは11月27日にソロデビューシングルアルバム『I found Love』を発表するという。
アルバムのリリースに先立って11月25日には東京でデビューライブを開催するなど、本格的な日本活動を計画中だ。
昨年、常習賭博で物議を醸してから、約1年3カ月ぶりの活動再開である。
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シューは2018年6月、ソウルのとあるホテル内のカジノで2人に約6億ウォン(約6000万円)台のお金を借りた後、返済せずに詐欺の疑いで訴えられた。
詐欺容疑については嫌疑なしとなったが、常習的に賭博していた事実が明らかに。そして裁判の結果、懲役6カ月、執行猶予2年、社会ボランティア80時間の判決を言い渡されている。
現状を見る限り、シューの日本活動はベストの選択と考えられる。
1997年にS.E.S.のメンバーとしてデビューし、グループが解散する2002年まで高い人気を博したシューは、最近では歌手よりタレントとしての活動が目覚しかった。
結婚と出産を経て、2016年には育児バラエティ番組『Oh! My Baby』に出演し、再び人気を集めたが、賭博による物議で自ら好感度を落としてしまった。
“イメージが命”であるテレビ番組で、再びシューを起用することは容易ではない。決して短くない期間、活動を自粛していたが、双子のママとして見せた気さくで着実な姿は消えた。
そんな中、シューにとって日本は現実的かつ良い代案だ。
実際にシューは神奈川県横浜市で生まれ育った在日韓国人で、日本語が流暢である。そしてS.E.S.が日本活動をしていたため、それなりのファンもいるはずだ。
何よりも、ほかの芸能人がそうだったように、日本のファンは物議を醸した芸能人に対して韓国よりも寛大に受け止める。
韓国は他の国よりも芸能人に高い道徳性を求める傾向があるため、シューが日本に続き韓国でも活動を再開するかは定かではない。
ネットユーザーの間では現在、シューの日本活動のニュースを受けて様々な声が上がっている状況だ。
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