イギリスのBBCが10月25日、ドキュメンタリー番組『K-Pop Idols: Inside the Hit Factory』でSMエンターテインメント(以下、SM)とイ・スマン総括プロデューサー(以下、イ・スマンPD)を集中的に取り上げた。
今や世界的に人気を博すK-POPの成功ストーリーと成長の理由を探るべく、去る7月にプレゼンターのJames Ballardie氏が韓国を訪れ、K-POP産業を開拓したイ・スマンPDとのインタビューやSMの制作システムおよびコンサートを体験する姿が描かれた。
豪華すぎる“K-POP界のアベンジャーズ”…「SuperM」とは何者なのか
「K-POPの成長において代わりのきかない主軸として大きく貢献した。約30年にわたって音楽市場に大きな影響を与えた象徴的人物」とイ・スマンPDを紹介し、インタビューを通じてSMのトレーニングシステムからH.O.T.やBoAの海外進出による韓流の成長などを詳しく掘り下げた。
また、イ・スマンPDが自らプロデュースするグループSuperMのレコーディング現場に突撃、メンバーたちに話を聞き、イ・スマンPDのディレクティングに注目するなど高い関心を示した。
他にもSMに所属するEXOのコンサートや、メンバー・ベクヒョンが出演する音楽番組の現場を訪問してK-POPファン文化を体験、ソウル三成洞に位置するSMTOWN Coex Artiumに足を運び、K-POPが音楽だけでなくダンス、ファッションなど様々な要素の集大成だと紹介した。
「K-POPは韓国の偉大なサクセスストーリー」というJames Ballardie氏は「K-POPを作る企業の裏側には情熱的で献身的な人々がいる。この全てを仕掛け、今まで業界を導いている人(イ・スマンPD)のほか、作曲家、ミュージックビデオ制作者、アイドルたちに会った。彼らは皆成功を望み、それぞれの痛みを抱えていた。これがK-POPの人間的な姿だと思う。好きにならざるを得ない」と、番組を締めくくった。
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