しかし、ベールを脱いだD.Oはビジュアル、演技、興行パワーまで非の打ちどころがなく、いまや"信じられる俳優"、"メロドラマの職人”、“新ロコキング”(ロマンティック+コメディー+キングを合わせた造語)の修飾語も手にし、これからの俳優としての活躍に多くの期待を集めている。
もちろん、一夜にして成し遂げた成果ではない。
2014年公開の映画『明日へ』を皮切りに『純情』『7号室』『あの日、兄貴が灯した光』『神と共に』、ドラマ『大丈夫、愛だ』『君を覚えてる』など、大小の作品で活躍し、成長してきた。
そんなディオが今回、『100日の郎君様』を通して、 “演技ドル”を越え立派な俳優としての地位を証明したのだ。作品ごとに印象的な演技を見せた“俳優ディオ”のこれからがさらに期待されるのは、ある意味当然ではないだろうか。
D.Oは12月に公開予定の映画『スイングキッズ』で反抗的な問題児ロ・ギスを演じ、新たな一面を披露する。
『100日の郎君様』症候群に続き、再び旋風を巻き起こすことを予告している。