故ソルリの出棺式が行われた10月17日、社団法人「大韓歌手協会」が追悼文を発表した。
その追悼文の全文を掲載する。
急逝した人気歌手ソルリを見送る人々…国民請願、弔問、関連キーワードの変更まで
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本日、我々は同僚、後輩を見送りながら崩れる心をかろうじて保っています。
同じステージで目を合わせながら笑顔で挨拶をしてくれたソルリさんの悲報を受けて、我々は問わずにはいられません。
なぜ彼女が我々のそばを離れなければならなかったのか。なぜ逝ってしまったのか。
心を込めて歌うことが苦痛で、誰かに非難されなければならない仕事なら、我々は歌を手放します。
歌う歌手である以前に誰かの姉、妹、大事な娘だった故ソルリさんが、どうして悲報の主人公になったのか、我々には分かりません。
彼女の手を掴んで放さなず、もう少し優しく接するべきでした。
後を絶たない後悔に、胸を叩くしかない無力さが恨めしいです。
悲しみは残った者の持ち分です。しかし、我々は今日の悲しみを胸に長くは収めないつもりです。
二度と今日のような悲劇に晒される同僚、先輩、後輩がないように、大韓歌手協会内に相談窓口を開設し、メンタルヘルスおよび法律支援などの具体的な方法を設けます。
また、素養と品性のための教育の機会を広げ、会員たちの安否をうかがうことに邁進し、お互いを支えて痛みは分け合い、喜びは共有する雰囲気を造成して行きます。
それだけが故ソルリさんが我々に投げた質問に対する答えになるはずです。
何よりも、韓国の文化政策を主導する責任機関に強く求めます。
韓流の先鋒であり、音楽の花である歌手をはじめ、文化芸術に携わる人々の悲劇的な出来事が再発しているにもかかわらず、これと逝った対策を出せない無能を認め、直ちに現時的な対案を提示してください。
改めて故ソルリさんのご冥福を祈ります。
誹謗中傷や嫌悪のない天国でどうか思う存分に歌えますよう、お祈り申し上げます。
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