“離婚マーケティング”に同性愛パフォーマンス? 韓国「お騒がせ女」たちの功罪

2019年10月10日 話題 #ク・ヘソン
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ハン・ソヒは以前から継続的にSNSを通じて議論を巻き起こしてきた。

2017年6月にBIGBANGのT.O.Pと大麻を吸引した容疑で物議を醸すと、SNSライブ放送を通じてフェミニスト宣言して話題を集めた。また俳優ユ・アイン、歌手ハ・リスなどとSNS上で“舌戦”を繰り広げたりもした。

さらにフェミニズム関連のショッピングモールを準備して後援金口座を開いたが、論議に包まれてサイトを閉鎖し、後援金を返金するなどの騒動もあった。

そして今回は、同性との熱愛説で大きな話題を作った。

ハン・ソヒは、バラエティ番組『イケメン時代』出演者の女性タレント、チョン・ダウンとの熱愛説について否定と肯定を繰り返した。10月6日から3日間、ポータルサイトのリアルタイム検索ワードの上位圏に2人の名前が上がり、ますます大きなイシューとなったが、彼女たちはそれを楽しんでいるようだった。

そんなハン・ソヒは10月8日、インスタグラムのライブ放送で「私たちはビジネスゲイパフォーマンスだった」とし、「私たちを望む需要が多いので供給してあげる」と話した。さらにチョン・ダウンも理想のタイプを問われると「ハン・ソヒ」と答え、旅行から帰る飛行機のなかでハン・ソヒにキスするようなポーズを取ったりもした。

「友人という関係」というのが2人の解明だが、世間を刺激するのに十分だった。

チョン・ダウン(左)とハン・ソヒ

このようなハプニングは、同性愛に対する社会の物差しが柔軟になったという見方もあるが、一方では、未だに社会的偏見を受ける同性愛をゴシップとして利用したという点から、性少数者に対する配慮不足との指摘もある。

大衆の反応を気にしない彼女たちのようなSNS活動について、とある芸能関係者は「以前はSNSで感情の表現を自制してきたが、最近は肯定的なことでも否定的なことでも、マーケティングとして大衆の関心を利用しようとする心理があるようだ」と分析した。

そして「一見、大衆は簡単に惑わされるように見えるが、最終的には真実を求めて、真実を支持するものだ。それでもSNSを通じて、芸能界により刺激的で即興的な表現が増えていくことは憂慮すべきこと」と話した。

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