元Wanna Oneのオン・ソンウがドラマの授賞式で2冠を達成し、実力派俳優としての地位を固めた。
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去る10月2日に開催された「2019 コリアドラマアワード」(以下、「2019 KDA」)で、オン・ソンウは初主演作の『十八の瞬間』を通じて男性新人賞と韓流スター賞を受賞。2019年を代表する期待の新人俳優としてその名を知らしめた。
オン・ソンウは受賞後に「感謝を伝えたい人があまりにも多い。授賞式が終わったら一人ひとりにご挨拶する」とコメントし、謙虚な姿勢で感想を伝えた。
「実は、俳優という肩書きを背負ってこの場に出席することも恐れ多い。にも関わらず、こんな賞までいただいてとても緊張する。いかなる評価を受けるにしても未熟な部分が多いが、この賞は“今後の活躍を見守っている”、“一生懸命やりなさい”という意味で頂いたと思って、もっと心を込めて熱心に活動したい」
さらに、今後の目標については「まだまだ多くの人たちが、僕がだれでどんな人物なのか、どんな考え方とマインドを持っているのかを知らないだろう」と切り出し、「これから努力を積み重ねて、“純粋で情熱を持った人だ”という声を聴けるように頑張る。さらに成長してゆく新人俳優オン・ソンウになる」と、演技に対する情熱と真心、そして真剣な覚悟を語った。
2017年に韓国Mnetの人気オーディション番組、『PRODUCE 101』シーズン2を通じてWanna Oneのメンバーとしてデビューしたオン・ソンウは、約1年半の公式活動を終えて本格的な演技活動に乗り出した。
アイドルとして活動した当時は歌やダンスだけでなく、バラエティ番組のゲスト出演や演技、MCといった多彩な分野で才能を発揮して人気を集めた。グループ解散後初の演技活動、そして初の主演作となったドラマ『十八の瞬間』で見せた繊細ながら安定した演技は高く評価され、俳優オン・ソンウの名を本格的に世間に広めることとなった。
オン・ソンウが劇中で演じた少年チャ・ウヌは、少しずつ成長してゆく18歳の少年ならではの“成長痛”をリアリティたっぷりに表現した。オン・ソンウが表現した未熟で純粋な青春のワンシーンは特別な感性を生みだし、視聴者の心を掴んで離さなかったという。結果的に『十八の瞬間』は、大人も共感できる青春ドラマとして幅広い世代のファンから大きな反響を得た。
役者として大きな一歩を踏み出したオン・ソンウ。“人気アイドルグループのメンバー”から“2019年を代表する新人俳優”という並みならぬ成長を見せただけに、今後の華やかな活躍には目が離せない。
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