女優シン・セギョンが語る、時代劇への新たな挑戦。「当時の女性に代わって」【インタビュー前編】

2019年10月03日 話題 #女優 #韓流時代劇
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女優シン・セギョンが、代表作を更新した。

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1990年生まれのシン・セギョンは、1998年に子役として芸能界デビュー。品のあるビジュアルと深みのある演技力でジワジワと人気を集めていった。

2009年に放送された韓国の人気コメディシリーズの第二弾、『明日に向かってハイキック』(MBC)に出演してからは一人前の女優として再び注目を集め、『根の深い木』(SBS)、『ファッション王』(SBS)、『六龍が飛ぶ』(SBS)といったドラマを通じて確かな実力を証明した。

そんなシン・セギョンは、最近自身が主演を務めた時代劇ドラマ『新入史官ク・ヘリョン』(原題、MBC)を通じて、視聴者から「人生のキャラクターを更新した」と高く評価された。劇中で自分の力で人生を切り開く女史、ク・ヘリョンを熱演したシン・セギョンは、堂々たる魅力を遺憾なく発揮して視聴者を魅了した。

撮影後には「とても大切な作品」と『新入史官ク・ヘリョン』に対する愛情をあらわにしたが、彼女は同作をきっかけに、どのような今後のビジョンを描いたのだろうか。

(写真提供=ナム・アクターズ)

―出演の決め手はなんだったのか。

自分の望む作品に出会ったと感じた。例えると、かゆいところに手が届くような作品。必ずやらなければならないと思った。監督、脚本家の方にお会いして確信したということはもちろんだけど、チョットゥリ(韓国の伝統衣装で花嫁が着ける頭の飾り)を被ったまま女史試験の会場に駆けつけるシナリオを見て「絶対にやりたい」と思った。

―“かゆいところ”とは、具体的にどういった点だろうか。

『新入史官ク・ヘリョン』の時代背景は、女性たちの自立が難しかった朝鮮時代。見方によってはあの時代を生きた女性たちに代わって、自我を訴えることができる作品なのではないかと思った。非現実的ではあったけど、カタルシスを感じた部分もあった。大切で貴重な作品だと思っているし、最後まで1人の女性として奮闘する姿を見せたかった。

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