女優のチョン・ユミが契約金を返還し、“嫌韓論争”を起こした日本企業DHCとの契約を強制終了した。
チョン・ユミの所属会社エースファクトリーは10月1日、報道資料を通じて「所属俳優のチョン・ユミとDHCコリアのモデル契約を終了して残った契約期間についてはモデル料を返還した」と明らかにした。
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本来2年契約で、これによる広告モデル料を全額もらっている状態だが、残りの6カ月に対する広告契約金を返還したと伝えられている。
先月、日本ブランドのDHCは、子会社が運営するDHCテレビを通じて嫌韓発言をし、韓国で俎上に上がっていた。DHCテレビに出演したパネラーは、韓国の日本不買運動について「韓国はもともとすぐに熱くなり、すぐに冷める国だから、日本はただ静かにして見ていよう」という趣旨の発言をした。また、他の出演者も相次ぐ嫌韓発言で論議を呼んだ。
これらが原因で韓国ではDHC製品不買運動へと広がり、モデルとして活動していたチョン ・ユミは果敢な決断を下した。
以下、所属会社の公式文。
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こんにちは、エースファクトリーです。
チョン・ユミのDHC広告契約終了についての公式的な立場をお送りします。
当社(エースファクトリー)は所属俳優チョン・ユミとDHCコリアのモデル契約を終了し、残りの契約期間に対するモデル料を返還したことをお知らせいたします。
DHCコリアは当社の立場を理解し、モデル契約解除の要請について円満に合意しました。
上記のようにチョン・ユミとDHCコリアの契約が終了したことをお知らせいたします。
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