FTISLANDのイ・ホンギは入隊後にどんな新兵訓練を受けるか

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FTISLANDのイ・ホンギは2019年9月30日に白頭山部隊(第21師団)に入隊して5週間にわたる新兵訓練を受ける。

その新兵訓練は果たして、どのように行なわれるだろうか。

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9月30日に入隊すると、まずは新兵訓練の準備に入る。

改めて精密な健康診断を受けて、身体測定・性格判定などを行なう。

そのうえで、軍務をこなすための心構えをしっかり身につける。

いよいよ新兵訓練が始まる。軍人としての精神・敬礼・行進といったものを最初に徹底的に仕込まれる。さらに、軍歌と軍人用体操を覚える。

次に、軍事的な訓練に移っていく。

中心となるのが射撃訓練だ。25メートル先の標的を正確に撃つための様々な訓練が行なわれる。

さらには、手榴弾の扱い方や投げ方を覚える。命にも関わるので、100%の安全性を確認しながら行なわなければならない。

また、敵が化学ガスを使ったときに備えた化学ガス訓練も行なわれる。この訓練は本当に大変だ。

どの新兵に聞いても「化学ガス訓練が一番つらかった」と答えるだろう。

さらには、救急法などを徹底して学んでいく。ケガを負ったときの処置や人工呼吸の方法などを身につけるが、これは、兵役が終わって社会に復帰した後も、とても役立つ技術である。

また、長期的な戦闘を想定した訓練も重要だ。その中で繰り返し行なわれるのが遊撃訓練だ。

この遊撃訓練とは何か。

これは、山野を駆け回って敵に近づいて攻撃を加える訓練だ。身を隠しながら無理な体勢で前進しなければならず、このときに身体を傷める新兵が多い。いわば、難関の訓練だと言える。

実際、イ・ホンギが新兵訓練を受ける白頭山部隊は、山岳地帯に位置している。地形的にアップダウンがとても激しい。

それだけに、平坦な土地にある部隊に比べると、訓練時にも足腰に負担がかかる。ケガをしないように、訓練後のからだのケアに細心の注意をはらう必要がある。

その他に、テントを張って数日滞在する野営訓練なども行なわれる。

段階的に新兵訓練を行なったうえで、最後に行軍を行なう。

行軍は、重い装備を背負って20キロ前後の距離を早足で歩く訓練で、夜を徹して行なわれる。

5週間にわたった訓練がすべて終わると修了式に臨み、その後に本格的な軍務が始まっていく。

(文=康 熙奉/カン・ヒボン)

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