「“夜鬼”を素材にした映画だったりARを素材にしたドラマだったり、現実と少し離れた話だけど、そういうことに関心があるというよりは、新しいものを見せたい気持ちから挑戦している。だから、撮影時に難しさもある。CGで作業をしていると、自分は何をやっているのかと思う瞬間がある」
新しいことへの好奇心が大きいというだけに、今後はどんなことに挑戦するのか気になるところだ。
「いまはドラマの撮影中だから、それ以降の作品は決まっていない。基本的に、撮影中に次回作を決めることはしない。なにか新しいことに触れれば気持ちが分散されてしまって、撮影中の作品に対しても失礼だろう。
最近はメロドラマもやってみたいと思っている。ただ、映画市場ではだんだんジャンルが少なくなってきている気がする。多様性がなくなってきているようだ。映画だろうとドラマだろうと、いまこの歳だからできる少しリアリティのあるメロドラマがいいと思う。もしくは、激しいアクションをやってみたい。あれもこれも、これまでやったことがないものすべてにやってみたい欲がある」