Big Hitエンターテインメントのパン・シヒョク代表が、アメリカの雑誌『Variety』とインタビューを行った。
9月4日(現地時間)、『Variety』のウェブサイトに掲載されたこのインタビューは、パン・シヒョク氏が9月の頭にロサンゼルスを訪問したときに行われたものという。
BTSの“生みの親”であり父のような存在のBig Hitパン・シヒョク代表の変貌ぶりが話題
『Variety』はパン・シヒョク代表のことを「ファンいはK-POPのスーパースターBTSの生みの親と知られるが、韓国音楽産業のベテランプロデューサーであり実業家で、「Big Hitエンターテインメントを世界規模へと拡大させている」と紹介。
「企業のリーダーとして自らをどう見ているか」という質問に対し、パン代表は「素晴らしいビジネスマンというより、いいリーダーに近い。私は基本的に“アーティスト”なので、結果や成果よりは我々が“何を”、“なぜ”やっているのかを議論する。これは音楽とアーティストによって人々に癒しを与える(Music and Artist for Healing)という、Big Hitの企業ミッションに反映されている」と説明した。
Big Hitが8月21日に開催した「共同体とともに歩むBig Hitの会社説明会」についても言及。
「ゲーム分野にも拡大するBig Hitの姿が多くの誤解を招いたようで、会社が追求する価値について説明する必要性を感じた。大規模ゲームの場合、ネットマーブルのような会社とコラボが必要だが、小さな規模のゲームは我々の生態系に寄与する必要がある分、直接作っていく」
また、2カ月前にオープンしたサービス「Weverse」については「既存のプラットフォームが満たせなかった消費者のニーズに合わせてサービスを開発していく」とし、「Weply」についても「全世界のファンが同じ金額を払って、同じレベルのサービスを受けるべきだ。ただの買い物を通り越した楽しみを提供したい」とサービス哲学を語っている。
K-POPについては、「ミュージションは良い音楽さえあればいいと言うが、K-POPアーティストは音楽だけでなく、魅力的なキャラクターと素晴らしいパフォーマンスも兼ね備えなければいけない。全ての要素が合わさって全世界で愛される普遍的な魅力が作られるのだ」と説明した。
それなら、BTSの成功を予感した時期はいつだろう。
彼は「2015年に『RUN』が人気を得たあと、2016年の『FIRE』をグローバル市場でテストして結果を確認したとき、そして2017年南米でアリーナツアーを成功的に開催してから」と答えた。
最後には、Big Hitの新人グループTOMORROW X TOGETHERについて、「彼らはすごく運が良くて、楽な道を歩いていると思われるかもしれないが、高いところから始めた分、新人として大きく成長する姿を見せるべきだし、高い期待に応えなければいけない部分が厳しい課題である」と、考えを述べた。
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