2000年代の開始とともに、日本に沸き起こった韓流ブーム。ドラマで火が付いた人気はやがてK-POP人気へとつながり、今では10代たちも熱狂する“第3次韓流ブーム”が起きているが、気になるのはかつて人気だった“あの人”たちのその後だ。
彼ら彼女らは今、どうしているのだろうか。シリーズでお届けする意欲企画。今回はペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、チャン・ドンゴンらとともに“韓流四天王”と呼ばれたウォンビンのその後を紹介しよう。
【写真】韓流四天王ウォンビンの近況キャッチ!!「まったく老けていない!!」の声
韓流四天王の1人に数えられ、その容姿から「韓国のキムタク」とまでいわれたのが、ウォンビンだ。
韓国では2000年のドラマ『秋の童話』で人気がブレイクし、2002年には日韓合作ドラマ『フレンズ』で深田恭子と共演し、日本でもその名が知れ渡り、前出したように「韓国のキムタク」と呼ばれたこともあった。
ただ、『秋の童話』以降ドラマ出演はなく、映画出演も『ブラザーフット』（2004年）、『マイ・ブラザー』（2004年）、『母なる証明』（2009年）と少ない。もともと“寡作の人”で知られており、『アジョシ』（2010年）以降、実に9年間も新作発表がない状態が続いている。
もっとも、その割にはCM出演が途切れず、相変わらず好感度は高い。
2010年5月30日に、ドラマ『勝手にしやがれ』や映画『小さな恋のステップ』に出演した女優のイ・ナヨンと結婚。結婚式は彼の故郷・江原道の田園で、家族だけで行われる“地味婚”だった。2015年12月には元気な男の子を授かっている。
妻イ・ナヨンはウォンビンとの結婚生活について、「夫婦で家事と育児を分担している」とコメント。子供については、「どちらにも似ている。半々です」と語っている。
イ・ナヨンはウォンビンのブランクが続いていることについても語っている。
「彼は少しのんびりするタイプ（笑）。ジャンル物より、ヒューマニズムの作品をしたいと言っていた。韓国映画のジャンルが多様化してきているので、もうしばらくお待ちいただければと思う」
夫であり父となったウォンビンがどんな作品でその復帰を飾るのか。その日が一日でも早く来てほしいものだ。
前へ
次へ
