増え続けるK-POPスターの“個人事務所”。金銭的メリットの一方で「思わぬ落とし穴」も? 

このエントリーをはてなブックマークに追加

韓国芸能界で、個人事務所を設立するスターたちが増えている。ほんの数年前までは見られなかった現象だ。業界では、今年は事務所に頼らず独自の活動を行うスターたちが増加するだろうと予測されている。

個人事務所を設立する場合、収益の面で大きなメリットを持つ。しかし、所属事務所という垣根を脱した際に生じるリスクやデメリットも少なくないのが現状だ。

最近は、韓国で“トロット(韓国演歌)女神”として知られるホン・ジニョンが個人事務所を設立する説が囁かれている。

(関連記事:【全文】美人歌手ホン・ジニョン、「飢え死にが嫌なら仕事を持ってこい」発言は事実無根

ホン・ジニョンは所属事務所と専属契約紛争中で、ある韓国メディアからは「金のために家族事務所を設立しようとしている」「ホン・ジニョンが“私が去ると会社が飢え死にするだろうから、仕事を持ってくればケースバイケースで収益を分配してあげる。これが最後の配慮”と発言した」という情報まで伝えられた。

ホン・ジニョン

これに対してホン・ジニョンは8月26日、自身のSNSを通じて一連の報道が事実無根であることを主張。「本質とかけ離れた虚偽事実が拡散されている」と疑惑を否定し、こう続けている。

「私の契約解除によって会社が困難に陥ることは当然わかっている。だから、“これ以上一緒に仕事をすることは難しいけれど、清算されなかったぶんの金額を受け取ろうとも思っていない”と言った。そんな発言に対しても、あたかも私がお金に目がくらんで契約解除を望んだかのように言われている」

現在ホン・ジニョンは、虚偽事実の流布に対して法的措置を取る方針だと明かしている状況だ。

スター性があれば問題なし? 逆境を乗り越えたカン・ダニエル

ホン・ジニョンに先立って個人事務所を設立した代表的な人物が、元Wanna Oneのカン・ダニエルだ。今年の1月にグループの公式活動を終えたカン・ダニエルは、所属事務所LMエンターテインメントと契約問題をめぐって法定争いを繰り広げた。

前へ

1 / 3

次へ

RELATION関連記事

PHOTO写真

TOPIC「Netflix韓流トリオ」特集