強制わいせつ疑惑で活動を休止していた俳優オ・ダルスが、自主映画で復帰するという。約1年半ぶりだ。
韓国芸能界に「#MeToo」運動が巻き起こった昨年2月、2人の舞台女優が過去にオ・ダルスから強制わいせつの被害を受けたと主張し、それからオ・ダルスは芸能界から姿を消した。
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映画『神と共に 第二章:因と縁』の出演シーンは全てカットされ、出演予定だったドラマ『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』(tvN)からも降板。その他オ・ダルスが出演した数多くの作品が、公開を先延ばしにした。
その後、オ・ダルスは某メディアを通じて被害者たちに謝罪の意を示しながら「私はレイプ犯ではない。そんなふうには生きていない。(自分によって)罪のないスタッフたち、制作会社、他の俳優にまで被害が及ぶのはとても申し訳なく、残念だ」と明かしている。
それから約1年半後である8月13日、オ・ダルスは所属事務所C-JeSエンターテインメントを通じて「あまりにも久しぶりのご挨拶なのですごく緊張する」と始まる公式立場を発表した。
その内容は以下の通りだ。
「私はもうすぐクランクインする自習映画に出演することになった。良い作品だし、意味深い作業になりそうなので決めることになった。昨年、故郷に戻って自分の人生を振り返り、そうするうちに警察の内部捜査も終了した。事件は是非がはっきりしないまま、私が一方的な非難を受けた。この全てが私の不徳の致すところ。私は欠点が多く抜けている人間ではあるが、演技をしながら誰かに被害を与えないよう努力し、黙々と生きてきた。たくさん方にご心配をおかけしたことを改めてお詫びする。初心を忘れず頑張ります」
復帰を知らせたオ・ダルスは再び韓国映画界で以前のような活躍ができるか。その動向に注目が集まる。
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