Apinkチョン・ウンジ、すべての“青春”に癒し与えるソロ歌手へ【インタビュー】

2018年10月24日 K-POP
このエントリーをはてなブックマークに追加

アイドルグループの華やかさから一度離れてみると、20代の清々しい青春がより輝く。

Apinkチョン・ウンジが10月17日、3rdソロアルバム『暳花』をリリースした。

アルバム発売に先だって行われたインタビューで、彼女は「最近は刺激的なサウンドの曲が多いと思う。そんな中で、私のアルバムでは耳に心地よい、暖かいサウンドを聴いてほしかった」と紹介している。

あえて誰かを一心に慰めるよりも、そばで静かに見守るような今回のアルバム。キーワードは「青春」という。

「生きている全ての瞬間が青春」と定義する彼女が青春に届けたい、“癒し”と“慰め”をテーマとした全8曲が収録された。

「“青春”というものは私と同年代の人にむけた言葉かもしれないけど、おばあちゃんが“私もまだまだ青春”というように、人生の全ての瞬間が青春だと思う。自分だけこんなに悩んでいるのかと思っていても、人々がテレビを見ながら泣いたり笑ったりするのを見ると、ディテールは違うけれど生き方はみんな似ているような気もする。私にとって最大の癒しは共感してもらうこと。ファンにとって今回のアルバムがそんな存在になってほしい」

(写真提供=Plan Aエンターテインメント)

ソロアーティストとして活動を始めて以来、聴く人たちに希望を与える音楽を奏で続けているチョン・ウンジ。一般的なラブストーリーよりも家族、父、母などをテーマに、心の片隅を暖かくするようなストーリーを歌っている。

「初めてのオーディションも先輩アーティストであるユンナの『翼』という曲だった。小さい頃から聴いていた歌が、希望と癒しを与えてくれる曲だったので。“私もそんな歌を歌いたい”というのが夢だったし、これからもそんな音楽をやりたい。だから『Hopefully Sky』の時は、事務所と意見が合わなかったりもした。結果的にうまくいったおかげで、今は私も制作に関わりながら意見を出している。これまでは漠然と“いい歌”を歌いたいと思っていたが、いつしか“自分の歌”を歌いたいと思うようになった」

Apinkのチョン・ウンジと、ソロアーティストのチョン・ウンジは明らかに違った一面を持っている。

「グループとソロ活動のカラーが違っているのがとても面白い。Apinkとしては“一度遊んでみよう”という気持ちでステージに立つとしたら、ソロコンサートの時はかしこまるというか。機会があればApinkの収録曲を手がけてみたい。メンバー6人がそれぞれ好みが違うからリード曲は無理だけど、Apinkのクリスマスソングとか、作ってみたいと思う」

自らプロデューサーとして参加し、ミュージックビデオのシナリオ作業にも関わるなど、細かい箇所にもこだわった今回のアルバムに対する愛情も露わにした。

「これまでが1人で頑張っていた感じだとすれば、今回は事務所のスタッフたちと一緒に『暳花』の全ての作業をやり遂げた。個人的には仕上がりを別にして、100%心が満たされた制作だった」

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

PHOTO写真

TOPIC「Netflix韓流トリオ」特集