2007年に『Into The New World』でデビューし、今年でデビュー12周年を迎えたK-POPガールズグループ少女時代。
世界各国における韓流ブームを牽引し、K-POPの新しい歴史を刻んだ少女時代は、今やガールズグループの“お手本”ともいわれている。
少女時代の歩みを4つのキーワードで振り返ってみた。
デビュー曲『Into The New World』で少女たちの生き生きとした魅力を披露し、注目を集めたあとは、『Kissing You』『baby baby』などで可愛さの頂点を極める。
その後、空前のヒット曲『Gee』ではスキニーパンツを流行らせ、『Genie』では夏にぴったりなマリンルックを披露。
『Run devil Run』を皮切りに大人びたカリスマ路線に入り、『Lion Heart』に至ってはレトロ感を演出した。
新曲を発表するたびに、新しいコンセプトでファンを楽しませてきた少女時代。人気に甘んじることなく、絶えずチャレンジし続けた少女時代のチャレンジ精神こそ、グループがロングランできた原動力の一つである。
テヨン、ティファニー、ソヒョンの3人が組んだユニット「TTS(少女時代-テティソ)」は、ボーカル担当メンバーで構成された少女時代初のユニットということで注目を集めた。
彼女たちの優れた歌唱力とパフォーマンスは新しいトレンドと、少女時代の新たな可能性を示した。
グループだけでなく、ソロ活動も目覚しかった。各メンバーがさまざまな分野で能力を発揮し、個人としての競争力を高めている。
ユナとスヨン、ユリ、ソヒョンはドラマに出演するなど女優業に挑戦。ティファニーとテヨンはソロ曲を発表したり、ミュージカルに挑戦するなどし、ボーカリストとしての立ち位置を築いた。
サニーはラジオDJを務めたり、バラエティ番組で活躍。ヒョヨンは「DJ HYO」という名義でEDM DJとしての才能を発揮している。
多岐にわたるソロ活動は、少女時代というブランド価値を一層高めるという相乗効果をもたらした。
2014年1月1日の元旦にユナとイ・スンギの熱愛がスクープされ、ユナは少女時代のなかで初めて公開恋愛をするメンバーとなった。また、長らく噂されていたスヨンと俳優チョン・ギョンホは、現在も交際を続けている。
他にもティファニーと2PMニックン、テヨンとEXOベクヒョン、ユリと野球選手のオ・スンファン、ヒョヨンとキム・ジュンヒョンの熱愛と破局が世間を騒がせた。
10代でデビューした少女時代が、大人になっていく姿から、時間の流れを感じられる。
少女時代は、ジェシカの脱退という、最大の危機を経験した。常に仲が良く、いつまでも一緒に活動しそうな少女時代だったからこそ、ジェシカの脱退は世間に衝撃を与えた。
しかし、その後も少女時代は8人組として揺るぎない姿を見せつけ、「残りのメンバーがより団結して、強くなった」とも語っている。
このような少女時代の歩みは、アイドルグループがどうすれば“長寿”できるかをよく教えてくれる。メンバー同士の厚い信頼を持って危機に対してスマートに対応し、お互いの“違い”を受け入れた。
彼女たちは「少女時代」という名の下に、年齢を重ねても大衆に愛され、歓迎される存在となった。今後「いつでもどこでも少女時代」を作っていく彼女たちに、期待が高まる。
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