電撃解散のCAMILA…リーダーのハン・チョイムが心境明かす【独占インタビュー】

2019年07月22日 K-POP #ガールズアイドル
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“自力更生アイドル”としてK-POP界に反響を起こした3人組ガールズグループ「CAMILA」(ハン・チョイム、チョン・ユビン、チョン・ユナ)が、電撃解散を宣言した。

グループのリーダーで、所属事務所の代表でもあるハン・チョイムが心境を明かした。

【写真】ガールズグループCAMILA、「SNSもすごい!!」と注目

CAMILAは去る7月19日、海兵隊第1師団への慰問公演を最後に活動を終了した。あるメンバーが新しい挑戦をしたいと明かし、他のメンバーは「3人ではないCAMILAは意味がない」と、別のメンバーを補充したりせずに“美しい別れ”をすることになった。

CAMILAは2018年8月にデビュー曲『RED LIPS』を発表し、K-POP界に第一歩を踏み出した。リーダーのハン・チョイムが父親から借りた3000万ウォン(約300万円)がアルバム制作費だった。

以降、新人グループは出演が難しいとされる地上波やケーブルテレビの音楽番組に、次々と登場した。すべてリーダーのハン・チョイムがPRマネージャーとして活躍した成果だった。ハン・チョイムは“1人芸能事務所”C.Cエンターテインメントを設立し、CAMILAと関連したPR活動、コーディネート、マーケティング、広報業務まですべて1人でこなしてグループを導いた。

(写真=CAMILA公式SNS)左からチョン・ユビン、チョン・ユナ、ハン・チョイム

ハン・チョイムは去る1月、ソウルの高尺(コチョク)スカイドームで行われた第28回「ソウル・ミュージックアワード(SEOUL MUSIC AWARD)」のレッドカーペットイベントで、タレントのクォン・ヒョクスとともにMCを務め、印象的な衣装を披露して話題になった。当時、各種ポータルサイトのリアルタイム検索ワードで1位に上がったりもした。

CAMILAは今年4月にセカンドシングル『Take me home』を発表して活動を続けたが、解散することとなった。

以下、CAMILA解散宣言直後に行われたハン・チョイムとのインタビューをお届けする。

―CAMILAはデビューから1年間、順調にやっていたと思う。なぜ解散することになったのか。

メンバーの1人が新たな挑戦を望んだ。そのメンバーの考えを尊重する。アイドルグループをしていれば起こる、自然な現象だ。

他のアイドルの場合、所属事務所との契約関係があるので、思うように動かすことはできないが、私たちは“自力更生アイドル”であり、所属事務所があるわけでもないので、契約書を作って活動していたわけでもなかった。メンバーの意見が分かれた場合は、解散するほうがいいと思った。

―メンバーの補充や交代などでCAMILAとしての活動を続けることもできたはずだ。

良いメンバーを迎え入れることはできないだろうと考えた。私たち3人がCAMILAだった。新しいメンバーが既存のメンバーの座を埋めることはないし、すっきりと終わることにした。2カ月前にメンバー同士で合意しており、事前に決まっていたスケジュールだけ消化して、解散することにした。

個人的には、1年間(メンバーを乗せて車の)運転までしてみると、体のあちこちが良くなかった。それで7月の1カ月間は、親しい芸能事務所の代表にバンを借りて、知り合いをロードマネージャーとして雇用し、メンバーたちと通った。

(写真=CAMILA公式SNS)ハン・チョイム

―CAMILAとしての1年間は、どんな時間だったのか。

会社もなく、自力で活動した1年間だったが、多くの方に応援してもらえてありがたかった。大きな愛を受けた。解散までイベントの問い合わせが入った。事前に決まっていたスケジュールだけ消化するとメンバー同士で確認していたため、およそ20のイベントの提案を固辞した。

―ハン・チョイムはCAMILAのリーダーとしてだけでなく、“1人芸能事務所”の代表として“自力更生アイドル”を導いた。

とても良い経験だった。大変なこともあったが、お金では買えない貴重な経験だった。アイドル、ガールズグループとして直接活動しながら制作・運営をし、マネージャーやスタイリストなど複数の業務まで実行してみると、いろいろな役割と立場を理解することができた。

会社代表の立場、マネージャーの立場、アーティストの立場もわかった。いずれも互いに物足りなさを感じる余地があるが、直接やってみると、善し悪しを離れてどんな役割も大変だと感じた。自らの手ですべてをやってみることは、とてもやりがいが大きく、喜びも感じた。達成感が最も大きかったようだ。幸せな1年間だった。

―CAMILAとして活動しながら、最もうれしかった瞬間は?

ポータルサイトのリアルタイム検索ワードで1位に上がったときは、うれしかった(笑)。昨年11月にMBCのバラエティ『私は一人で住んでいる』にサプライズ出演したとき、昨年12月のtvN『コメディビッグリーグ』に出演したとき、「CAMILA」が検索ワード1位になった。

個人的には今年1月、「ソウル・ミュージックアワード」のレッドカーペットMCをしたとき、1位に上がった。

そして4月、MBCの音楽番組『ショーチャンピオン』でセカンドシングル『Take me home』のステージを行ったとき、制作陣が花吹雪を準備してくれたことを忘れることができない(笑)。ランキング番組では、誰も花吹雪を降らせてくれない。ありがたかった。

―メンバーたちの今後の活動計画は?

3人のCAMILAを見せることができなくて申し訳ない。CAMILAを忘れずにチョイム、ユビン、ユナの3人を最後まで応援してほしい。

個人的にはソロ歌手、俳優などさまざまな活動の方向と可能性を開いている状況だ。

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