韓国女優のハリウッド進出が顕著に。“二兎を追う”時代がやってきた

2019年07月20日 話題 #韓国映画 #女優
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最近、ハリウッドに進出する韓国女優が増えている。

以前からイ・ビョンホンやチョン・ジフン(RAIN)、カン・ドンウォンといった男性俳優の活躍は続いていたが、最近は女優の進出も目覚ましい。

イ・ハニは最近、アメリカの大型エージェンシーと契約を結んでハリウッド進出の土台を作った。

ハン・イェリとユン・ヨジョンも、映画『Minari』の出演を確定している。2人が務めるキャラクターの詳細はまだ未公開だが、アメリカに移住した韓国人家族を描く同作に対する期待は高い。

チャン・グンソクとも共演した女優ハン・イェリ、ハリウッド進出へ。

また、ドラマ『トンイ』などに出演したハン・ヒョジュも、映画『ボーン』シリーズのスピンオフドラマ『トレッドストーン』(原題)に出演が決まった。ハン・ヒョジュ自らがオーディションを受けて勝ち取った成果ということで、注目が集まっている。

映画『バーニング 劇場版』で注目を浴びた新人女優チョン・ジョンソも、アナ・リリ・アミリプール監督の新作にヒロインとして起用された。

左からユン・ヨジョン、ハン・イェリ、チョン・ジョンソ

このように高い知名度を誇る女優たちが韓国とハリウッド両方で精力的に活動する現象は、喜ばしいことかもしれない。

中にはもともと英語を自由に駆使する人もいるが、ハリウッド進出のために英語を学び直したケースも少なくないそうで、とある業界関係者は「俳優たちのハリウッド進出が増えているので、デビュー前から英語の勉強も欠かせなくなった。もちろんデビュー後も個別指導などで英語を勉強する場合も多い」と話した。

また、彼女たちがただの東洋人キャラクターとして消費されるのではなく、自主的なキャラクターや女性像を演じるケースも増えている。

他の業界関係者は、こう分析した。

「以前は西洋のコンテンツで描かれるアジア系女性たちの姿が偏っていたが、コンテンツを提供するプラットフォームが増え、色んなキャラクターを選べるようになったのが大きな変化と言える。優れた演技力を持つ韓国俳優たちがその力量を試せる土台を作っていることは、とても嬉しいことだ」

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