釜山観光公社は今後、広報大使となったカン・ダニエルの故郷である釜山市影島(ヨンド)区に関するコンテンツを積極的に発信する計画だ。
カン・ダニエルの釜山旅行の様子を公式SNSで公開し、現地でオススメの飲食店を紹介する姿などを届けるという。
また、カン・ダニエルは任命式の後に行われた2019 KBOリーグのロッテ・ジャイアンツ対NCダイノスの試合で、始球式のマウンドにも立った。
この日の球場には多くのファンが訪れ、通常の平均枚数6000~7000枚を大きく上回る1万5000枚以上というチケット前売り数を記録。カン・ダニエルの絶大な影響力が証明された。
韓国では、主要テレビ局がすでに放送された番組を編集してネットユーザーに配信することが少なくない。視聴者がスマートフォンやタブレット端末を通じて移動中も気軽に番組を楽しむことができるよう、主要なシーンだけを集めた“クリップ映像”を提供しているのだ。
多くの放送局はこのクリップ映像に広告をつけることによって収益を得ているのだが、最近その広告を作成する企業がカン・ダニエルの人気ぶりに驚愕したという。
映像コンテンツの流通及び広告の制作を手掛けるSmart Media Representative(SMR)は7月11日、独自の統計分析システムを通じて今年上半期のクリップ映像再生回数を調査した。その結果、個人映像の再生数1位を記録したのがカン・ダニエルだった。
カン・ダニエルが過去に出演した家探しバラエティ『助けて! ホームズ』(原題、MBC)のティーザー映像は再生回数415万回を超え、決して登場シーンの多くなかった『コーヒー・フレンズ』(原題、tvN)のクリップ映像ですら380万回の再生回数を記録している。
Wanna Oneの解散以降、事務所とのトラブルによって最近まで活動が停滞していたにも関わらず、人気と話題性が冷めることを知らないカン・ダニエル。業界関係者からは、歌手活動の前に市民に寄り添う形で公の場に姿を現したことも高く評価されているようだ。
今後の活動には、ファンだけでなく多くの人々が期待と関心を寄せている。