終始静かに泣いていたパク・ユチョンは、立って文章を読み上げながら嗚咽し、感情が込み上げて言葉に詰る場面もあった。
パク・ユチョンは「拘束された後、家族や知人が心配してくれ、涙を流す姿を見ながら、自分の過ちによって信じてくれた方々にどれだけ大きな失望を与えたのか、どれだけの涙を流させたのか、推し測ることができない」と震える声で話した。
続いて「本当に大きな罪を犯したということを感じている。誰かのせいにしたり、うらんだりする心ではなく、今後は誰もが享受することができる大切なものを失わないように、真っ当に生きたい。自分自身にも恥ずかしく、多くの方々に心配をかけて誠に申し訳ない」と頭を下げた。
パク・ユチョンの初公判は、まさに“涙の海”だった。嗚咽するパク・ユチョンとファンの声が法廷をいっぱいにする、異色の光景が広がった。
パク・ユチョンが嗚咽で反省文を読めないでいると、深く息を吐いたり、ティッシュで口を覆って泣きじゃくるファンの姿も見られた。裁判後、ファン同士でお互いを励まし合う姿もあった。
先に行われた記者会見と警察の調査で嘘をつき、失望感に包まれたパク・ユチョンだったが、それでも法廷に立つ彼を見るために数十人のファンが集まった。その姿が韓流スターの没落を強調しているようで、やるせなさだけが残った。