SHINee故ジョンヒョンのSNS画像を“無断使用”した新人バンドが謝罪

2018年10月16日 芸能
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韓国のボーイズバンド「The Rose」(ザ・ローズ)が、新曲のミュージックビデオ(以下、MV)で人気グループSHINeeの故ジョンヒョンの写真を使用したことについて謝罪した。

10月4日にリリースされたThe Roseの新曲『She's In The Rain』のMVには、故ジョンヒョンのSNSの写真が登場するが、これを見たSHINeeのファンたちは「故人を商業目的で無断利用した」と不快な気持ちをあらわした。

それを受け、The Roseの所属事務所J&STAR COMPANYは公式SNSに謝罪文を掲載。

「所属事務所と動画製作会社の間でストーリー構成に関する協議が足りず、曲の理解度の相違により起きた問題」とし、「J&STARとThe Roseはこのような内容と現場のセットを認知できていない状況で撮影に臨むことになり、ミュージックビデオが発表される日までその部分を確認できなかった」と釈明した。

また、「決して痛みを持つ特定の人物を不純な意図をもってマーケティングに利用したわけではない。それは所属事務所と動画制作会社ともに同じ立場である」と述べた。

『She's In The Rain』は、孤独や世知辛い世の中に疲れた人たちに寄り添い、癒したいという気持ちを込めた曲で、惜しくもこの世を去った故ジョンヒョンにそのメッセージ性を投影し、追悼の意を込めて彼の写真を使用するに至ったという。

所属事務所は「理由はどうであれ、遺族の方たちとSHINeeの所属事務所、ファンの方々に深くお詫び申し上げる」と謝罪の意を述べた。

SHINeeの一部のファンは、故ジョンヒョンのSNS写真の無断利用について「ノイズマーケティングとはいえ、彼に対する追悼の目的はあったと考えられる」としながらも、「我々は慰めてほしい、追悼曲を作ってほしいと言った覚えはない。世間がジョンヒョンをただ憂鬱だった人として思わないことを願うだけ」と、今回の騒動に対し、不愉快な気持ちを露わにした。

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