「歌手チョン・ジュニョンが流布した不法撮影物の被害者が、有名女優やアイドルである」というデマをネット上に掲載したユーザー6人に、法的措置が下された。彼らは特別な理由や根拠なしに当該の虚偽事実を作成したという。
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ソウル地方警察庁は6月12日、情報通信網利用促進及び情報保護などに関する法律違反(名誉棄損)の容疑で、ネットユーザーの男6人を検挙したと明かした。同じ容疑を受けていたアメリカの市民権を有した者は起訴中止となった。
当該のネットユーザーらは去る3月、オンラインコミュニティを通じて「女優と女性アイドルグループのメンバーが、チョン・ジュニョンの所持していた不法撮影物に登場する」という内容の書き込みを作成したとされている。
男たちは19~39歳で、うち3人は大学生。2人は特定の職業に就いていなかった。ネット上で虚偽事実を拡散された女優は、かつてチョン・ジュニョンとバラエティ番組やミュージック・ビデオで共演しており、彼らはそれだけの理由で書き込みを作成したという。女性アイドルに至っては、一切の根拠もなく虚偽の書き込みが作成されたことが分かった。
警察の調べによると、いずれも単純な興味から書き込みを作成し、流布したと供述している。
警察側は「デマの作成者でなくとも、他人の名誉を傷つけ、侮辱するような内容を拡散した者は名誉棄損の疑いで処罰される」と強調した。
これに先立って、チョン・ジュニョンは性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラ等利用撮影)の容疑で起訴された。5月10日に初公判準備期日を終え、容疑をすべて認めたという。
また、元FTISLANDのチェ・ジョンフンもチョン・ジュニョンと同様の容疑を受けていることから、裁判日程を調整する要請もあった。結果裁判部は2人の裁判を併合して行うことを決定し、当初6月14日に行われる予定だったチョン・ジュニョンの第二回公判を6月27日の併合裁判に変更した。
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