最近、日本産水産物の禁輸措置をめぐって韓国と日本が対立する中、韓国政府が定めた輸入禁止地域の一つである青森県を“清浄地域”と紹介した、韓国SBSのバラエティ番組『家師父一体』(原題)が炎上している。
俳優イ・ソジンがゲスト出演した6月2日放送分では、出演陣が青森県を訪れる様子が描かれた。
イ・ソジンは過去2010年、ドラマ『イサン』(MBC)をきっかけに青森県の一日青森県知事に就任したり、青森で百済陶磁器の技術を学び展示会を行うなど、青森県と縁が深い。
今回、制作陣が青森県をロケ地に選んだのも、そのためだという。
番組内では青森県を「森と山に囲まれた」「美しい四季が共存する不思議な町」「癒し」などと説明しており、出演者の1人は「海釣りで有名」と発言するなど、清浄地域として紹介した。
ただ、番組直後に「軽率なロケ地の選定」という視聴者からの批判が相次ぎ、「日本観光庁の支援を受けて宣伝しているのでは」という指摘も上がっている。
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