アイエム「最も変わったところは、アルバム制作に参加するメンバーが増えたこと。みんな音楽の勉強を頑張った結果、自作曲が増えました。そういう積極的な参加がMONSTA Xの音楽をより深く彩ったと思います。変わっていない部分はやはり音楽に対するメンバーたちの情熱ではないでしょうか。アルバムを準備する時はいつも最後まで会議をし、入念に準備しながら完成度を上げてきたので、それは今も変わりませんね」
ウォノ「やはりステージの上でもっと融通が利くようになったことが変わったところですね。デビュー当初はとにかくミスしないで完璧にやろうという気持ちが大きかったですが、今はそれに加えファンと目を合わせられる経験値が積まれたと思います。ただ変わらないのは、ステージの上で感じる緊張感です。だからどんなステージだろうと直前にはメンバーたちと手を合わせて今日もしっかり楽しもうという気持ちを共有したりします」
―ここ1~2年の間、飛躍的に知名度が上がっています。
ヒョンウォン「実は僕たち、アルバムをリリースする時は、前作より音楽・コンセプト的にどう差別化するかをすごく気にするんです。そういう過程を地道に積みながら、MONSTA Xの音楽観を構築してきたと思います。世界観の場合も、一つの大きなストーリーを持って細かい設定を加えているので、それがたくさんの方に受け入れられたのではないかと思います」
アイエム「いろんな理由があると思いますが、2017年に初めて音楽番組1位になった時から、僕たちの音楽カラーに確信を持てました。その前はどんなカラーの音楽がいいか探していたとすれば、1位を通じて見つけたカラーをどう発展させるか悩みましたし、その悩みが成長に大きく役立ちました。MONSTA Xに似合うカラーが見つかったので、それをベースにいろんなことができた結果だと思います」
―4年前のデビュー当時、メンバーたちと話し合った目標などについて、覚えていますか。
ヒョンウォン「当時すごくいろんな目標がありました。全てのことに意味はあるけれど、今回のワールドツアーを準備しながらそのことをさらに感じました。漠然とした夢だったワールドツアーを3回も開催している事実が、本当に意味深いです。世界から応援されていることも感動だし、ありがたいです」
ミニョク「音楽番組の1位でしたね。実はほとんどの新人が最初に目標とするのが、音楽番組1位だと思います。僕たちはその目標を達成するまで、1年半以上かかりました。だから大切だし、意味があったんです。みんなステージの上でわんわん泣いたことを今でも覚えています。それが、MONSTA Xが成長できたきっかけだったと思います」