ネットで流行中の「赤ちゃんフィルター」が、韓国でも話題だ。
自撮りアプリ「Snapchat」(スナップチャット)が提供するフィルター機能の1つに、カメラで捉えた人物の顔を10歳未満の幼児のように加工する、通称“赤ちゃんフィルター”が存在する。
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ベテラン芸人や現役アイドル、数多くの有名人らがSNSに“赤ちゃんフィルター”で加工された自撮り写真を公開し、連日話題を集めているが、その流行ぶりは韓国でもすさまじい。
5月23日、韓国のポータルサイトでは「スナップチャット」「赤ちゃんの顔アプリ」といったワードがリアルタイム検索ワードの上位を占め、大きな話題性を立証した。
例えば、美食タレントとして知られるペク・ジョンウォンと、その妻である女優ソ・ユジンだ。
ソ・ユジンは5月22日、自身のインスタグラムにある映像を公開した。映像には、“赤ちゃんフィルター”で加工されたペク・ジョンウォンの姿が映り、いつもの面影を残したまま幼い子供に変身した姿は、見る者の笑いを誘った。
その後もベテラン女芸人のソン・ウニ、キム・スク、FTISLANDのイ・ホンギ、SUPER JUNIORのシンドン、女優パク・シネといった有名人たちが続々と“赤ちゃん写真”を公開し、大きな反響を呼んだ。
Snapchatにはこのほかにも、“髭フィルター”や、“メイクアップフィルター”といった多種多様な加工フィルターが用意され、これらもまた「使い方によっては性別が入れ替わったような自撮り写真が撮影可能」とユーザーから大きな支持を得ている。
さまざまなフィルターを利用した加工自撮りは見る者を楽しませるだけでなく、気軽にリアクションをコメントできることから、ファンにとって芸能人との貴重なコミュニケーションツールにもなりつつある。日韓で熱い旋風を巻き起こしている“加工フィルターブーム”は、まだまだ続きそうだ。
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