“怪物新人”シン・イェウンを発見した作品だからだ。10代の間での人気を実感するかという問いに、「10代の視聴者は愛情表現を積極的にしてくださった。年齢差がそれほどないのに、とてもかわいい」と言って、ファンへの愛情を表わした。
“10代たちのチョン・ジヒョン”というニックネームについて尋ねると、シン・イェウンは恥ずかしそうに「鼻の点だけ似ている」と笑った。同時に今後つけられたいニックネームについては、「今でも十分に過分だ。始めたばかりの新人であり、成長する段階なので。“今後が期待される女優”というニックネームでありたい」と述べた。
『A-TEEN』でト・ハナのトレードマークだったショートカットで、“ショートカット病の誘発者”との愛称も得たシン・イェウンは、「髪を伸ばしたいとも思うが、そのままの流れで差し置いている」と明かした。
『サイコメトリーあいつ』で演じたユン・ジェインと、『A-TEEN』で演じたト・ハナのどちらが本人に似ているかと尋ねると、「ジェインのほうが似ているようだ」と答えた。シン・イェウンは「ジェインは人前でとても堂々とした人なのに、一方で見掛け倒しのところもある明るいキャラクターだ。そのような部分が似ている」と付け加えた。
シン・イェウンは自分のロールモデルとして、女優キム・ヘジャを挙げた。
先に行われた百想芸術大賞で大賞に輝いたキム・ヘジャは、「後悔だけがいっぱいの過去と不安だけの未来のため、今を台無しにしないで。今日を生きていきなさい。まぶしく。あなたにはその資格があります」という、ドラマ『眩しくて』のエンディングナレーションで受賞の感想を述べ、多くの俳優たちに感銘を残した。
それはシン・イェウンの胸にも届いた。「この瞬間に起こっている数多くのことに大切さを感じる、先生のような女優にならなければと感じた。そんな素敵な女優になりたい」。
デビューと同時に急浮上した新人だが、演技の哲学はしっかりしていた。女優という職業を「ずっと悩むことができる職業」と言うシン・イェウンは、「よくわからない演技をやり遂げたとき大きな幸福を感じる。また、自分の影響で幸せを得ることができるというファンの言葉に、胸いっぱいの感謝を感じることができるということが俳優の魅力のようだ。これからも多くの人に感動を与え、生活に癒しを与える人になりたい」と話した。
最後に、自分自身を褒める一言を求めると、しばらくためらった彼女は、「16話まで良い気持ちで終えたことを褒めたい」と言って、はにかむ笑顔を浮かべた。