とても長い時間がかかった。いよいよ警察がV.Iの拘束令状を申請することを決めた。
ソウル地方警察庁は5月7日、V.Iとユ・インソク元ユリホールディングス代表の拘束令状を5月8日に申請すると伝えた。
ユリホールディングスを運営する共同経営者であったV.Iとユ・インソクは売春斡旋、横領などの容疑を受けている。V.Iは2015年のクリスマスパーティー、2017年のフィリピン・パラワンの誕生日パーティーなどで売春を斡旋した疑いだ。
ユ・インソクはすでに売春斡旋について認めている。またV.Iが宿泊費をYGエンターテインメントの法人カードで支払ったとも陳述した。
しかしV.Iは、未だに容疑を否認している。
そんななかV.Iとユ・インソクの拘束令状が発行されるかどうかに、大きな注目が集まっている。V.Iはこの間、17回もの警察の調査を受けた。ユリホールディングス関連の疑惑だけでなく、チョン・ジュニョン、チェ・ジョンフンらとのトークルームで不法撮影物を流布した疑いまで加わっており、V.Iにはさまざまな疑惑に浮上している。
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それでも警察の調査が行われた当初、V.Iは取材陣の前で堂々としていた。出頭前に美容室に立ち寄って、“フルメイク”を受けたという疑惑まで持ち上がり、非難を受けた。まだ世界的なスターのようだった。
さらにV.Iは疑惑が浮上してから2カ月が過ぎても、出国禁止を除いては、何の法的制裁も受けなかった。すでに参考人から容疑者となり、17回の警察召喚調査が行われたにも関わらず、拘束令状の申請がなされなかったことも疑問を残した。
拘束令状の申請が遅れた理由についても、さまざまな噂が飛び交った。それに対して法曹界では「売春斡旋は思っている以上に刑が軽い」とし、「追加犯罪を立証するために遅くなることがある」と見守っていた。
ただ拘束令状を申請しても、令状実質審査まで再び時間がかかる。
“V.Iスキャンダル”の中心にいるV.Iに対しては、未だに調査が遅々としているという印象を消すことができない。警察は3カ月間行われたバーニングサン事件についての捜査結果も明らかにする予定だが、すでに捜査当局への不信感は否めない状態だ。
とても長い時間がかかった。ようやく拘束令状が申請される。17回におよぶ警察の調査は意味のある結果を生み、捜査当局は名誉を挽回することができるだろうか。
今回の拘束令状の申請と発行の行方は、再び大衆が今回のスキャンダルを見つめ直すターニングポイントになりそうだ。
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