5月7日、EXOのシウミンは現役で軍入隊する。本人の意志によって入隊の場所と時間は非公開だ。
1990年生まれでのシウミンは、グループ初の入隊者となる。入隊に先立って6日には短く削った姿を公開。デビュー後、初めて披露する坊主頭にも関わらず、凛々しい表情でファンたちを安心させた。
同日、SUPER JUNIORのキュヒョンは召集解除(いわゆる除隊)となった。彼は5月4日にSNSを通じてこれまで待ってくれたファンへの愛情と告知を伝えている。
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まるでバトンタッチのような彼らの入・除隊は、もちろんK-POPアイドルグループの活動にも影響を及ぼす。
シウミンを皮切りに入隊ラッシュが続くEXOは、当分の間“完全体”での活動は難しい。一方で、SUPER JUNIORはキュヒョンの除隊を受け、下半期にカムバックを予告。SUPER JUNIORのメンバー・イトゥクは、自身のSNSに「SJの兵役(完了)まで10年かかった」と綴り、カムバックへの期待を高めた。
EXOのほかにも、いわゆる“第3世代アイドル”の入隊は続いている。
先月15日にはSHINeeのミンホが海兵隊に志願入隊しており、同グループのオンユ、キーも兵役を務めている。
また、VIXXのエン、INFINITEのソンギュ、ソンヨル、ドンウも最近入隊した。Highlightのソン・ドンウンは来る9日にソウル地方警察庁の義務警察に、ZE:Aのパク・ヒョンシクも6月10日に首都防衛司令部に入隊する。
一方、SUPER JUNIORのほか、“第2世代アイドル”である2PMのテギョンが5月16日に除隊、BIGBANGのG-DRAGON、T.O.P、SOL、D-LITEなども除隊する予定だ。
昨年行われた兵役法の改正は、K-POPアイドルにも大きな影響を及ぼしている。
以前は正当な理由があれば30歳を超えても入隊が可能だったが、現在は28歳以内に入隊しなければならない。昨年、Highlightのユン・ドゥジュンがドラマ撮影中に急遽入隊したのも、そのためだ。
また、25~27歳の男性の場合、国外旅行の許可期間が1年から6カ月に縮小、許可回数も最大5回、計2年以内に制限されるため、海外活動にもブレーキがかかった。
とある関係者は、「最近アイドルの入隊が活発に行われている。入隊をなるべく先延ばしにしていた過去と違って、兵役法改正以降はスケジュール調整のためにも入隊通知がくればむしろ合わせて行く傾向にある」と、述べている。
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