麻薬投薬疑惑が浮上したJYJユチョンが本日(4月17日)10時、自ら警察の元へ出向いた。
京畿道南部地方警察庁麻薬捜査隊は現在、ユチョンに対して取り調べを行っている最中だ。
ユチョンは2019年初め、自身の元婚約者であり南陽(ナミャン)乳業の創業主の孫娘、ファン・ハナと共にヒロポンを購入し、ファン氏の自宅などで投薬した疑いを受けている。警察はこれまで、ファン・ハナによる「パク・ユチョンと一緒に麻薬をやった」という供述を基に捜査を進めてきた。
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警察は現在、ユチョンに浮上した疑惑に関する事実関係の把握に力を入れていると予想される。
ファン・ハナが「ユチョンと麻薬を吸引した」と供述した日付、当時のユチョンの動向はおおよそ一致しており、決別後にも2人が会っていたことがわかった。警察は、ユチョンが今年の初めまでファン・ハナの自宅に出入りしていた証拠となる防犯カメラ映像を確保しているという。
これに先立つ4月16日、警察は京畿道河南(ハナム)に位置するユチョンの自宅を家宅捜索し、身体検査を実施。簡易的な毛髪及び尿検査を任意で行った結果、陰性反応が出た。その後警察は毛髪と尿を国立科学捜査研究院に送り、現在細部の鑑定を依頼している。鑑定結果が出るまでは、3週間ほどの時間を要するという。
弁護士を通じて、自ら警察に出向くと意思表示したユチョン。出頭の際はカメラの前で「ありのままで、誠実に調査に臨む」と伝え、いくらか余裕のある表情を見せた。
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