「プルコギは日本の焼肉の“翻訳語”」韓国の料理コラムニストが“親日”疑惑で炎上

2018年10月06日 テレビ
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韓国の人気番組『ペク・ジョンウォンの路地裏食堂』(SBS)を“やらせ”と指摘して、同番組のファンから攻撃されていた料理コラムニストのファン・ギョイクが今度は“親日”疑惑に包まれた。

そんななかファン・ギョイクは10月5日、交通放送『キム・オジュンのニュース工場』(tbs)に出演して、疑惑について語った。

ファン・ギョイクは一部ネットユーザーから“親日”と指摘されていることについて、「(韓国の)外食文化などを説明するためには、日本植民地時代を取り上げなければならないのだが、私の口から植民地時代のことがたくさん出てくるから親日だと指摘するのだろう」と説明した。

また、「プルコギという言葉は、1920年代に突然登場している。それ以前には“ノビアニ”という言葉があったが、突然プルコギとなった。その言葉がなぜその時期に登場したのかを調べていたら、小説家のイ・ヒョソク(1907-1942)先生が平壌(ピョンヤン)の風物について“ピョンヤンでは人々がヤキニクをたくさん食べていたよ”と伝えていた。私はそれを説明しただけだが、親日と言われた。煮干しやエビから出汁をとることは、朝鮮料理にはどこにもないことだ」とも話した。

ファン・ギョイクは以前、料理トーク番組『水曜美食会』(tvN)プルコギ編に出演し、プルコギの由来について説明しながら「プルコギは日本の焼肉の翻訳語」と主張したことがある。また同番組の麺編では、「韓国には煮干しやエビから出汁をとる風習がない。日本によって漁業と煮干しの調理法が生まれた」と話して、論議を呼んだ。
ファン・ギョイクは去る10月4日にも、自身のSNSを通じて親日疑惑に対する立場を明かした。彼はそこで民族的な感情を持って料理を評価することに疑問を投げかけ、「日本料理の影響を受けた韓国料理は多い。それを恥ずかしがる必要もないし、自尊心を傷つける必要もない」と主張した。

そして「日本に行けば韓国料理の影響を受けた料理を見ることもできる。それも自慢するようなことではない。料理はもともとそのようなものだ。近くにいれば、複雑にからみあう」と説明した。
 

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