南陽(ナミャン)乳業の創業主の孫娘ファン・ハナが麻薬投薬の疑いで警察の取り調べを受けたなか、新たに違法撮影物の流布疑惑に包まれ、追加捜査を受けることになった。
4月12日、京畿(キョンギ)南部警察庁のサイバー捜査隊は、一部で提起されたファン・ハナの不法映像流布疑惑に対する事実関係を確認するため、調査に着手したと明らかにした。
4月4日にファン・ハナが麻薬容疑で逮捕された事実が報道された後、あるネットユーザーは自分のSNSに「ファン・ハナが他人の性行為のシーンが盛り込まれた映像を不法流布したという通報を受けた」とし、ファン・ハナと推定される人が他の誰かとやり取りしたカカオトークの対話内容を掲載した。
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該当の掲示物には、ファン・ハナ容疑者と推定される人物が、知人の裸と性関係の場面が映った映像を流布したと推定される会話が含まれており、論議を呼んだ。
これらはマスコミと各種のオンラインコミュニティを通じて広がり、これに警察が捜査に乗り出したかたちだが、これからどうなるのか。
不法映像物の流布が事実と確認された場合、ファン・ハナは麻薬類管理に関する法律違反の疑い以外にも、「性暴力犯罪の処罰などに関する特例法」違反の疑いで追加送検される見通しだ。
警察側は「疑惑が提起され捜査に着手した。問題の映像と関連した疑惑の実体があるかどうか調べる方針だ」としているが、まだ当該映像と被害者の供述関連の確保はされていない状況だ。そのため、警察は映像確保と関連者の捜査に拍車をかける予定だという。
ファン・ハナは昨年2015年5月と9月の2度にわたってヒロポンを投薬し、昨年4月に向精神性医薬品であるクロナゼパム(Clonazepam)の成分が含まれた薬品を不法服用した疑いで逮捕された。また、今年初めにも麻薬を投薬していたことが新たに確認されている。
これに対してファン・ハナは、麻薬投薬に関連した自分の容疑を一部認めており、調査過程で「普段付き合っていた芸能人A氏と一緒に投薬した」と供述し、波紋を呼んでいる。
これに対し、彼女の元彼氏として知られる俳優パク・ユチョンは4月10日に緊急記者会見を開き、自分と関連されたすべての疑惑について全面的に否定した。
しかし、4月11日、警察はパク・ユチョンの容疑を立証する客観的証拠を確保して検察に引き渡したとされている。パク・ユチョンは来週初め、召喚調査を受ける予定で、真実をめぐる攻防が続く見通しだ。
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