音楽活動はもちろんバラエティや演技など、幅広いジャンルで活動してきたガールズグループのメンバーたちが、芸能活動第2章を迎えている。
従来の事務所と契約が終了し、新たな挑戦に乗り出す人が多い中、ガールズグループメンバーたちの“独り立ち”は、大きく「ソロ歌手」と「女優転向」に分けられる。最近は女優を目指すアイドルが増えている傾向だ。
最近芸能界で最も話題になったのは、ペ・スジの事務所移籍だった。
miss Aのメンバーとしてデビューし、アイドル活動に加え女優としても注目を浴びた彼女は、9年間所属していたJYPエンターテインメントとの専属契約満了につき新たなスタートを切った。
“国民の初恋”と呼ばれるほど、20代を代表する女優として高く評価されているため、今後の動向にも大きな関心が集まっている。彼女は俳優コン・ユ、チョン・ドヨン、コン・ヒョジンなどが所属する俳優専門事務所「マネージメントSoop」と専属契約を結び、女優活動を活発化させる予定だ。
少女時代のメンバー、ソヒョンも、俳優専門事務所と手を組んだ。
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2017年にSMエンターテインメントを離れ、ひとりで女優として活動していた彼女は、去る3月に俳優チソン、ムン・グニョンなどが所属する「ナム・アクターズ」に所属し、女優としてのさらなる活躍を期待させている。
同じく少女時代のスヨンも、2017年にECHO GLOBAL GROUPと専属契約を結んだ。その後、映画『デッドエンドの思い出』や公開予定の『Girl Cops』(原題)に出演、 昨年には釜山国際映画祭に出席し、女優チェ・スヨンとしてのキャリアを着実に積んでいる。
Girl's Dayメンバーたちも新たな道を歩み始めた。
ソジンとミナはそれぞれnoonカンパニー、Yoobornカンパニー、ユラはパク・ソジュンが所属するawesome entと専属契約を結び新たなスタートを知らせた。ドラマ『応答せよ1988』で主演級の女優となったヘリは、まだフリーだが、他のメンバーと同じく俳優専門事務所を選ぶ見込みだ。
このように、ガールズグループのメンバーたちが、俳優専門事務所に移籍する傾向について、芸能事務所関係者はこう言う。
「彼女たちは、アイドル時代にも演技活動をしていただけに、今後は女優1本でやっていくという意志が込められていると思う。俳優専門事務所の専門的なケアと、先輩女優たちとの交流を望む人も多いはず」
ただ、俳優専門事務所に所属することが成功につながるわけではない。
他の関係者は「活動において事務所のサポートは重要だ。しかし、新人女優よりも冷静な評価が下されるアイドル出身女優たちに最も重要なのは、個人の実力だろう」と指摘した。
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