「イ・デフィスタイルは間違いない。希望のイメージを正確に具現化してくれる。僕は海外のR&Bスタイルがやりたくて、そんな要望にぴったりの曲をプレゼントしてくれた」
また、イ・デフィは同じ『プロデュース』シリーズからデビューした妹グループ、IZ*ONEにも楽曲を贈っている。
Wanna Oneとして活動した当時はIZ*ONEを輩出した『プロデュース48』に作曲家として登場し、コンセプト評価の課題曲を手掛けた。それだけでなく、最近はIZ*ONEのニューアルバム『HEART*IZ』の収録曲『Airplane』も提供し、自身の後輩となるグループの活躍を応援した。
IZ*ONEのアン・ユジンは、そんなイ・デフィに対して感謝の気持ちを伝えている。
「『Airplane』は、IZ*ONEにぴったりだという声が上がるほど清々しくて、胸が弾むよう。イ・デフィ先輩がお忙しい中でこんな爽やかな曲をプレゼントしてくれて、感謝している。誰にも負けないように一生懸命がんばって、素敵なパフォーマンスで恩返ししたい」
過去のWanna Oneに続き、現在IZ*ONEの広報とマーケティングを担当しているHNS HQのキム・ギョシク代表は、「イ・デフィの歩みはとてもポジティブなもので、Wanna Oneのメンバーからプロデューサーに生まれ変わるようだ」とし、イ・デフィの才能を評価した。
「(イ・デフィは)多くの人々と音楽的な交流を繰り広げながら、自らの立ち位置を固めている。
アルバムのリード曲や収録曲を決める際は膨大な量の楽曲が候補として挙げられ、その中から世間にアピールできる最高の曲を見つけるためにプレゼンテーションを重ねる。どんなに有名な作曲家が楽曲を提供したとしても、作曲者を伏せた状態で選出が行われる。そういった極めて客観的で冷静な判断がされる中でイ・デフィは実力的に評価され、プロデューサーとしての高い素質を見せ続けている」
Wanna Oneとして活動したどのメンバーよりも多忙な日々を送り、自らの才能を発信し続けるイ・デフィ。来る5月にはパク・ウジン、MXMのイム・ヨンミン、キム・ドンヒョン、さらに新メンバーを迎えて5人組ボーイズグループAB6IX(エービーシックス)としてデビューする。
プロデューサーとしても輝き続けるイ・デフィが、新たなチームでどんな活躍を見せるのか。世間は早くも大きな関心を寄せているところだ。