日本はTWICE、BTSなど、アイドルグループがオリコンチャートで良い成績を収め、韓流を盛り上げているところだ。
特に日本で反響を呼んでいるTWICEは、3月29~30日にK-POPガールズグループとして初めて東京ドームに10万人の観客を集め、新たな歴史を刻んだ。グループメンバーも昨年に比べて上昇したことが分かった。
中国ではK-POPと韓国ドラマが高い人気を集めている。昨年、限韓令が緩和され、韓流から離れていたファンが再び関心を見せているとKFは分析した。韓流コミュニティの会員数も昨年に比べ約2300万人が増加している。
また、最近アジアの最も目を引く変化は、ベトナム、フィリピン、インド、スリランカなどの韓流コミュニティと会員数が増えていることだ。ベトナムはここ1年で約300万人も増加し、現在410万人を超える韓流ファンがいる。
ベトナムはK-POP、ドラマ、映画などのほか、韓国料理、ファッション、ハングルなどにも関心を寄せている。
初めてベトナムに紹介された韓国ドラマは、1997年『初恋』。その後、『秋の童話』『冬のソナタ』『天国の階段』などがテレビで放送されることで韓流が定着し、最近はバラエティ番組やK-POPの人気が高まるにつれ韓流がますます人気を高めている。
インドは毎年会員数が増加しており、フィリピン、スリランカでもそれぞれ約394倍、20倍と、ここ1年間で韓流の人気が急激に高まった。
わずか10年前まで韓国よりも日本の文化をより好んでいた香港も同じだ。市場調査会社ニールセン・コリアの調査によると、最近香港では日本より韓国の文化を高く評価している。同じく日本の文化に馴染みが深い台湾でも、韓流が広がっている傾向だ。
このように、韓流が急速に広がる国では、韓国ドラマがほぼリアルタイムで放送されている。
特にドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』『キム秘書はいったい、なぜ?』が放送されてからは、韓流への関心が一層高まった様子だ。
また、韓国で観客動員数1000万人を突破した映画『神と共に』シリーズは、台湾で韓国映画歴代興行1位を記録し、ブームを巻き起こした。(つづく)