疑惑の渦中にある歌手のチョン・ジュニョンが取材陣の質問に、「申し訳ない」とだけ答えた。
3月14日午前10時、チョン・ジュニョンはソウル地方警察庁広域捜査隊に姿を現し、フォトラインに立った。
チョン・ジュニョンは弁護士と一緒に出頭しており、黒いスーツに髪の毛を束ねた姿だった。
3月12日に韓国入りしたときよりも整った姿で両手を合わせ、取材陣の前に立った。
彼が切り出した第一声は、「国民の皆さんに申し訳なく調査に誠実に臨む」という言葉だった。
(関連記事:盗撮された「被害者」まで…V.Iの騒動でデマが拡散、飛び火した芸能人・アイドルは誰?)
取材陣が携帯電話の原本提出や犯行に薬物を利用したのか、2016年に調査を受けたことについてどう思うのかなどについて質問すると、チョン・ジュニョンは「申し訳ない。取り調べに誠実に取り組む」いう言葉に終始した。
「どこまで認めるのか」「問題になるとは思わなかったのか」などの質問には沈黙した。
チョン・ジュニョンに続き今日(3月14日)、V.Iも警察に被疑者の身分で出頭する。V.Iは性売買斡旋などの行為の処罰に関する法律違反の疑いで、チョン・ジュニョンは性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラなど利用撮影)の容疑が持たれている。
一方、暴行事件で浮上したバーニングサン問題は、麻薬流通、警察癒着、性暴行、性接待関連、脱税などあらゆる疑惑に包まれている。
それだけでなく、チョン・ジュニョンの不法映像撮影および流布論争にまで広がり、社会的な波紋を呼んでいる状況だ。
前へ
次へ