実際にSNSやオンラインコミュニティ、メッセンジャーアプリでは現在、盗撮された人物として、女優やガールズグループメンバーなどの実名が記載された“チラシ”(怪文書)が事実かのように拡散されている。
本来であれば守られるべき被害者だが、実名が暴露される二次被害に遭っており、さらには関係のない芸能人も大きな被害を受けている。何人かの女性芸能人の名前は、ポータルサイトのリアルタイム検索ワードで上位に入った。
根拠のないデマに対して、直接否定する女性芸能人も登場している。
イ・チョンアとチョン・ユミは、“チラシ”が拡散された3月12日、自分のSNSを通じて「心配しないで」というコメントを掲載した。短い文章だがファンに安心を与え、事件とは関係がないことを伝えた。
イ・チョンアの所属事務所も「最初は話にもならないデマなので無視しようとしたが、本人も傷ついて心境を短く伝えた。内部で議論し、法的対応をする予定」と伝えた。チョン・ユミの所属事務所も「とんでもないデマに、所属する女優の名前が挙げられていることさえ非常に不愉快な状況」と強硬な法的対応を示唆した。
そのデマで名前が挙がったTWICEも、所属事務所JYPエンターテインメントが「デマのレベルと内容がアーティストのイメージと名誉、人格の深刻な毀損を発生させる可能性があると判断し、最初の作成者および拡散者に対して、法的に可能なすべての措置を講じる」と明らかにしている。
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無関係の芸能人にも疑惑の火の粉が飛んでおり、その範囲がどこまで広がるのか懸念する人が多い。
ある芸能関係者は、「V.Iやチョン・ジュニョンと親交のある芸能人はもちろん、無関係な芸能人まで緊張している。なんら関係もないのに、デマを通じてどんな議論に巻き込まれるか予想不能なので注視している」と伝えた。