俳優イ・ジョンソクが2019年3月8日から兵役に入った。ソウル市内の区役所の所属機関で服務を始めたという。今後は自宅から通勤しながら社会服務要員として兵役を履行していく。
彼が社会服務要員になったのは、中学生のときに交通事故に遭って大怪我を負ったからだ。その影響から兵役判定検査で4級の判定を受け、現役兵ではなく社会服務要員という判定を受けた。
なお、かつての社会服務要員は最初に4週間の新兵訓練を受けることが義務づけられていたが、制度が代わり、現在は先に服務を始めて途中で新兵訓練を受ける例が多くなっている。イ・ジョンソクもこのプロセスをたどっていく。
その服務だが、日常は午前9時から午後6時までが原則。昼食時間の1時間を除いて1日8時間勤務となっている。
残業はほとんどないので、慣れてくれば、夜は友人たちと食事をすることも可能だ。
1週間の勤務は合計40時間が基本で、土曜日と日曜日は休日となる。
兵役を始める直前まで撮影で多忙だったイ・ジョンソク。今後は社会服務要員として規則正しい生活を続けていくことだろう。
さらに、気になる兵役終了の時期について。
現在は兵役期間の短縮が行われている過渡期だが、イ・ジョンソクの場合は57日の短縮が実現し、兵役終了は2021年1月9日になる予定だ。
ファンはしばらくイ・ジョンソクの芸能活動が見られなくなるが、彼は社会服務要員としての経験を今後の俳優活動にきっと生かしていくことだろう。
(文=康 熙奉/カン・ヒボン)
前へ
次へ